ガイド日誌 -Recent Highlights              -過去のガイド日誌はこちら-

早暁。 まだ暗いうちから艇を走らせる。

風がなく流れも滞るこの時間帯に魚の動きは極めて鈍い。

狙っているのは朝一の風が立ち夜間に澱んだ水が動き出すまさにその一瞬…  

決定的なイトウのスィート・タイミングに的を絞って釣りのすべてをコーディネートする。

2019年秋  イトウ

​ガイドもゲストも真剣そのもの。

 

「イトウ、釣れなくても良いから」

空港で出会って最初にそういう人は少なくない。

ガイドは決まってこう答えることにしている。

イヤイヤ、そんな無粋な事言わないでください。 やるからには釣りましょうよ! 本気でいきましょう。  僕もあなたも。」 

…無論こんな北国の果てまでやってきて心から釣れなくてもいいなんて思ってる人はいないであろうことは想像に易い。

​ガイドはまず自分の逃げ道を無くすことからゲストとの信頼関係を築くことにしている。

本気だからこそ楽しい。

​これが遊びの真理なんじゃないかな…??

ボートからのフライキャスティングでゾンカーに出た60cm台。

このくらいのサイズがアベレージサイズで時合いになると数が釣れる。

 

数多くのアベレージイトウを釣りながら、70、80、90、1M とサイズを上げていくのがこの釣りの目標… 

​時に上陸して魚が動き出す一瞬を待つ。

遠路訪れるアングラーにとっては、ポイント、タイミング、アプローチのすべてを熟知したガイドがいればこそ成立する釣り。

釣りのガイドは膨大な経験量をアングラーに補完する。

 

​オーバーサイズ系ミノーに猛然と襲いかかってくるイトウの姿を目にすることはここでは街で犬猫を見つけるようなもの。

イトウの狩場は決まっており、ガイドはボートでアングラーにピンポイントを指示してゆく。

​気温一桁。2019年秋はシーズン通して雨が少なく渇水の状態が続いた川の釣りは渋いことが多かった。  前後の雨絡みからの予測でこの時は4日間の釣行だったが、最初と2日目がチャンスとガイドは予見した。 2日目後半からは状況は悪化する一方だろうから今回は最初がチャンス、全力をいきなり出していきましょう。…という作戦。  結果は的中で主だった釣果のほとんどを1日目と2日目で占めることとなる。   

​ガイドがイトウの群れを見つける。

ガイド:「…3、4、5、 まだいるぞ。  見えるだけで7〜8! 」

1投目にガイドがキャストしたフライにガバッと出た明らかに90cm級の赤胴色はフッキングならず。 ついでゲストがルアーをキャスト。

間髪入れずにグンっとストライク。

​ライトアクションのルアーロッドがたちまちバットまで曲げられる。

「…うわ、 でっけー! これレイズの限界ですよ…  そしてなんでゴープロ電池切れする!」 

​今回釣行で一番のネタとなったセリフ。

 

​野生イトウのジャンプシーンと合わせてお楽しみあれ。

​70cmに少し届かないくらいのサイズだけどジャンプもしたし、何よりもこれが彼のファーストキャッチとなる。 

 

心の底から嬉しさがこみ上げてくる。

でも天龍レイズの限界はまだまだ上だと思うよ。

​そしてゴープロというのは肝心な時に電池切れてるもんなんですわ。

​いつも。

 

ヒットルアーをぜひ撮って欲しいと頼まれる。

なにやら東京のショップで勧められたミノーなんだとか。

 

​綺麗な色ね。 うぐいかな?

​実際いつもこんなん食ってますよここの魚達。

うぐいルアーでウグイ釣れましたよ。

はい。ネタありがとうございました。

​ちなみにそのウグイ食いそうなウグイもいますよ…  60cmくらいのやつ。 ウグイルアーで釣ったウグイで巨大なウグイを釣ろう、次は!

友達もすぐに同じ場所でキャッチ。

こっちのが少しだけ大きいかな?

​一旦イトウのホットスポットを見つけるとたちまちマルチキャッチになるのが面白い。そういう意味ではオフショアの釣りに似てるとこもあるかもしれない。

うおおっ! お、重い!  これはメーターいったか…?!

 

…なんと上がってきたのは見事な鯉。 

 

イトウの川にはこういう外道もいる。

とにかくどんどん数を釣ってー!!

​釣っては放し、そしてまたすぐに釣っての繰り返し…

​重い、これはまたコイか。

​イトウでした。

​イトウ、イトウ。

​湿原の天然イトウの特徴は黄金色。

​はい、イト…   ん? 

 

 

 

アメマスね。

 

 

これまたゴッツいアメマスだこと。  

いっときアメマス釣れ盛る。

産卵帰りの個体と思われ。

毎度おなじみ原野の黄昏タイム。

​午後2時を過ぎるとどんどん気温が下がる。

 

4時を過ぎるとあれだけガンガンきてたアタリもピタッと止んでしまうのはなんとも不思議だ。

エゾシカの悲しげな鳴き声を聞くようになるとあたりは静寂に包まれ、氷点下の夜へと向かう…

​…釣りはまた明日。

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