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イトウ,釣り,情報,ポイント,シーズン

北海道東部、北部に広がる荒涼とした原野と湿原河川。この暗く淀んだ水域に日本最大の淡水魚が棲息している。 「幻の魚」��と評された、あまりにも有名なイトウの釣りを紹介する。  イトウ釣りガイドは毎年6月~12月に開催。 こちらの申込はインターナショナルサイトのみの対応となります。

イトウ釣り特集

 

北海道北部と東部に広がる荒涼とした原野と湿原河川。この暗く淀んだ水域に日本最大の淡水魚が棲息しています。 「幻の魚」と呼ばれるイトウの釣りを紹介します。GPS座標付きのポイント解説、シーズン情報、アドバイスなども含めて釣行の情報収集に役立ててください。 イトウ釣りガイドは毎年5〜7月の初夏と10月~12月の晩秋に受け付けています。 

北海道東部、北部に広がる荒涼とした原野と湿原河川。この暗く淀んだ水域に日本最大の淡水魚が棲息している。 「幻の魚」と評された、あまりにも有名なイトウの釣りを紹介する。  イトウ釣りガイドは毎年6月~12月に開催。 こちらの申込はインターナショナルサイトのみの対応となります。

ついさっきだよ、そこで釣れた。

 

…え?  うそでしょ!?

祀りあげられた幻

 

「 どこで・・・!?   そこに!?  いるんだ・・・  」

2014年晩秋のイトウ釣行ガイドでのゲストとのやりとりだ。

 

 

日本最大のサケ科淡水魚イトウが  「 幻の魚 」 などと呼ばれるようになって久しい。自分が初めてその名を知ったのは小学生のころ。 家族で温泉旅行の際にたまたま立ち寄った帯広市内の郷土資料館でそのはく製を見たのが最初だった。  当時ルアーフィッシングにあこがれ始めたばかりの自分にとってそれは衝撃だったが、その80cmくらいのはく製には仰々しくこう書かれた金属製のプレートが添えられていた。

「 幻の魚 イトウ 」  

 

KAMUYでは晩秋~初冬にかけてこのイトウのガイドを実施している。  年々釣行回数が増えているが実のところこのイトウ釣りでノーヒット・・・  すなわちボウズだったことが一度もない。

確率論が真実である魚釣りで、これが自分たちの実力だなどと安っぽく誇張したいがために言うわけではない。  このイトウという魚 「 いるところにはいる  」 という事実を伝えたい。  

 

では一体なにがイトウを幻にしたのか・・・?

国産イトウのはく製の市場価格は1センチあたり1万円だとか、2mを超えるイトウが川を泳ぐネズミや水鳥を丸のみにしたとか、挙句の果てには水を飲みに来た小鹿に水中から巨大なイトウがおそいかかっただとか、釣り師がおよそ悪ふざけ半分に語ったようなホラ話が都市伝説がごとく昇華したものがその正体なのだろう。

幻だとか伝説だとか、そんなものに対する憧れをロマンチストの多い釣り師は抱きやすい。  釣り師と魚の話をするときはその両手をまず縛っておけ、というような通説もそういったロマンチシズムに傾倒しやすい釣り師の一面を実にうまく揶揄し表現している。

 

 

イトウが幻になったのではなく、人がイトウに幻であることを求めたんじゃないだろうか

 

おそらくそれが真実なのだ。ただ、そう言いきってしまうとなんだか興ざめしてしまうから止めてくれ、とロマン派からお叱りを受けるかもしれない。

現実の彼らは北海道の一部地域の気候風土に適応した在来種であり、純然なフィッシュイーターである。シーバスのように海と川を行き来する魚だ。 然るに釣りの手法はシーバスのそれに酷似している部分が多く、現場での状況判断をはじめ自然を読み解くことと、なによりもその土地、その水域に精通していることが釣りの成否を分けるといっていい。

ガイド現場での自分がロマンチシズムにたいして否定的なのは商業サービスとしてゲストに接するうえでは、とりわけリアリストであろうとするが故のものだとおもう。 本質は自分もロマン派‥  イトウに幻であってほしいと願う者の一人なのかもしれない。

 

今年もまた、多くのイトウに会うだろう。

 

 

北海道の釣りガイドKAMUYは北海道で唯一ドリフトボート、カヤックを専門にしたフィッシングガイドサービスです。イトウやアメマス、ワイルドレインボーなど北海道を代表するネイティブトラウトの釣りはお任せください!
北海道東部、北部に広がる荒涼とした原野と湿原河川。この暗く淀んだ水域に日本最大の淡水魚が棲息している。 「幻の魚」と評された、あまりにも有名なイトウの釣りを紹介する。  イトウ釣りガイドは毎年6月~12月に開催。 こちらの申込はインターナショナルサイトのみの対応となります。

イトウの潜む北海道の湿原河川

彼はこの日、人生初のイトウを釣った。
彼はこの日、人生初のイトウを釣った。

彼はこの日、人生初のイトウを釣った。

彼はこの日、人生初のイトウを釣った。
無人の原野に陽が落ちる。 暗い川岸に水面下に、野生の気配を最も濃厚に感じる時間帯だ

無人の原野に陽が落ちる。 暗い川岸に、水面下に、野生の気配を最も濃厚に感じる時間帯だ

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■フィッシングポリシー

イトウは長年の河川の改修や湿原の草地化事業によって生息適地を狭められ、依然として絶滅危惧種です。釣り場をいつまでも健全な状態で維持し、未来へ継承してゆくという目的のためガイドの現場ではあくまでも私達からの「お願い」という形で次のような独自のレギュレーションへのご理解をいただいた上で参加していただいてます。

 

1)参加者にはスポーツフィッシングの精神に基づいた キャッチ&リリース ノーキルフィッシング行為 への深い理解と啓蒙、ご協力をお願いしています。

2)キャッチにあたっては魚体へのダメージを最小にとどめることを常に念頭に置き、ランディングにはネットを必ず使用し、陸上への魚体のズリ上げ、ぶら下げ、魚体の圧迫、長時間の撮影、フィッシュグリップの使用、などをしないようにお願いしています。

3)撮影ではできるだけ魚体を水中に浸したまま行い、魚が窒息状態(エラに水が通らない状態になること) になることを避けます。

※初めて釣ったイトウを抱きたい、持ち上げて写真を撮りたい、という気持ちは誰でも同じですので、行う場合はなるべく短時間に、それもできるだけ自身が腰まで水中に入ってすみやかに行うようにしていただいています。 ただし、魚にとって最もダメージが少なく済むのは撮影はせずに速やかにリリースしていただくことだということを忘れないでください。

4)長時間の撮影ではイトウが弱ってしまいます。 できるだけそうならないように撮影はしないか、速やかに行っていただくのですが、もし、弱ってしまった場合の再放流では、たとえどんなに水が冷たくても、イトウが自身の力で泳ぎ出すまでは魚体を水中で支え続けてあげてください。 

​5)希少なイトウの生息地を守るため、ガイドで訪れたポイントの守秘にご協力いただきます。撮影された写真や動画の公開内容や範囲に関しては必ずガイドにご相談の上限定的にご使用いただき、無秩序な情報の漏えいにならないよう努めてください。

6)これらの内容にご賛同いただけない場合、ガイドをお断りさせていただくことがあります。

 

■ポイントの紹介

 

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■別寒辺牛川 (べかんべうしがわ)/ 北海道厚岸郡 

道東の根釧地域で以前よりイトウの釣れるポイントとして有名です。ポイントも無数に存在し、数多くのイトウの実績があります。最も釣りやすいポイントは水鳥観察館の近辺で、ここへ来るにはJR厚岸駅からタクシーを利用すると良いです。 水際に立つにはJRの線路敷地を跨ぐことになるので注意してください。 また最近はこの水鳥観察館周辺の混雑を避けてここよりも上流にポイントを広げていっている傾向にあります。  ここよりも4〜5キロほど上流にある道道813号線にかかる橋から入川して釣り上がる人も多く、人も多いのか両岸にはしっかりとした釣り人のつけた踏み跡が橋から上流に向かって続いています。 またこの橋から1.2キロほど釧路方面に走った道路のあたりからも本流が近く、この辺りに駐車して川に入っていく人も多いようです。  非常に残念なのは、この付近で明らかに釣りをするために川を覆う樹木を伐採したような痕跡が多数見受けられることでしょうか。

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■猿払川 / 北海道猿払村 

オホーツク海に注ぐ道北の有名河川。  数多くのイトウが生息しているイトウの好釣りポイント。最も釣りやすく大型魚の実績の高いポイントは猿払川本流とポロ沼の合流点。  ここへ来るには稚内市街地からタクシーを使うのが一番良い方法で、シーズンになると多くのイトウアングラーで賑わう場所です。しかしながら良い場所自体は限られており、あまりにも多くの釣り人が連日北海道内外から入れ替わり訪れるため、現在では屈指の競争率の高い釣り場と化してしまっている節もあります。 

■尻別川 / 北海道ニセコ町 

日本海に注ぐトラウトアングラー憧れの名流。 大都市札幌からほど近いこの川に天然のイトウが今もなお生息しているのは驚くべきこと。 この川が魚の生息に適していることを暗に示すものでもありますが、イトウを保護してきた地元有志の活動による功績であることを決して忘れないでください。イトウは全流域に生息していますが釣りのしやすい良いポイントはこちらの尻別川ポイントガイドマップを参照すると良いでしょう。  

 

また尻別川は以前からラフティングやドリフトボート、カヌーなどの盛んに行われてきた川です。  現場では彼らとの気持ちの良いコミュニケーションや譲り合う気持ちを忘れないでほしいと思います。 最近は川を下るボートに対して現場で苦情や嫌味を言ったりする釣り人もコロナ以前に比べて少し目立つようになってきました。  大変残念なことですが、そういった方は初心者・若者たちよりもむしろ、年配の中級者以上の方に多く見受けられ、中でも男性の年配フライマンには本当に態度やマナーの悪い人が目立つようです。‥昔はエサ釣り師がマナーが悪く、フライの人は立派‥  というイメージでしたが、最近はこれが逆転してしまったのでしょうか?  いつの時代であれ要するに年をとると人間は劣化するということでしょうか‥ これは残念。

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​イトウのポイント詳細

イトウの秘匿ポイントも完全掲載。 大型トラウトの高確率に居着くポイントをGPSガイドでピンポイントに案内する最強マップがこちら。最新のGPSの誤差範囲はなんと±1m以内。 車の駐車オススメ場所からポイントまでの歩行区間を動画で案内、立ち込みの指定位置、キャスティング方向から狙いを絞るレンジに至るまで完全に網羅。これだけで歩きのフィッシングガイドを頼むのと全く同じ状態になれるまさしく「オンライン・ガイド」とも呼べる決定版。 

■天塩川 / 中川郡中川町 

天塩川は言わずと知れたメジャー河川。  著名な釣り場としてここより下流の雄信内付近からこの辺りまでが河原も広がっていて釣りやすい場所が多いでしょう。 特に中川町近辺の天塩川はこの川の中下流域では珍しく、瀬と淵が交互に繰り返す区間があり、水深と流速にも変化があって立ち込みもしやすいことから、自分で探すイトウの釣りで迷っているのであればまずここから始めると良いと思います。 7月頃にこの辺りで探れば出会える可能性は大いにあるでしょう。 ただ、最近こうしてポイントの情報を解説してネット上で公開しているからか、地元の釣り人によると以前よりも釣り人が激増してしまって全く釣れなくなってしまった、という声も聞かれます。 ネット社会と釣り‥  この両者は本当に難しい関係にあるものです。  

 

ここでは決して浅い川に油断してバシャバシャ歩いてはいけません。大型のイトウが小魚を捕食するのは実はこれら水深20cmもないような浅場だからです。  ポイントに近づく前によく観察してみると、イトウが背中を出して浅瀬に横たわっているのを見つけるかもしれません‥  それはまさに小魚を捕食せんとしてチャンスを伺っている状態なのです。  もしそんなのを見つけたら…  幸運を祈ります。 

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■声問川/ 稚内市 

以前はイトウ=猿払か声問、というくらいメジャーなイトウ釣り場だった経緯があります。川は全体を通して浅く河畔のブッシュもそれほど深くないことからこの手の川の中では釣りやすいかもしれません。目立つポイントになるのは湿原から流れ込む各小さな合流点。 川沿いに車も走れるためこういった小さな合流点をランガンして回るのも良いでしょう。 メーターオーバーは今でもいるようですが、なにぶんネット公開の影響もあるのか釣り人が以前にも増して激増しており、ほとんどの人がノーヒットです。  猿払川がここ最近多い日には数十人から100人ほども日本中から釣り人が集まってしまうのに対してこちらは地元の人中心。  稚内空港が釣り場と目と鼻の先なので実際にガイドで使用することも多い川。  地元のアングラーは10月までは枝幸か鬼志別あたりでせっせと鮭を釣り、鮭が終わったら「イトウ・モード」にチェンジなんだとか。 

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■シーズン

イトウの魚影濃厚な北部地域でのシーズンは5月中旬〜6月中旬と10~11月末頃までが好適期です。 1年のうちでも特に大型の実績が高いのは5月と11月。1〜2月は雪と氷に阻まれるのと3月はイトウの産卵期に当たるためこの時期の釣行は控えるようにしています。初夏6月以降からは産卵による疲れからも回復して徐々に魚体は太さを増してきますが、もっとも魚体が太くパワーがあるのは越冬を目前にベイトを飽食する10月〜12月です。 

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北海道東部、北部に広がる荒涼とした原野と湿原河川。この暗く淀んだ水域に日本最大の淡水魚が棲息している。 「幻の魚」と評された、あまりにも有名なイトウの釣りを紹介する。  イトウ釣りガイドは毎年6月~12月に開催。 こちらの申込はインターナショナルサイトのみの対応となります。
北海道東部、北部に広がる荒涼��とした原野と湿原河川。この暗く淀んだ水域に日本最大の淡水魚が棲息している。 「幻の魚」と評された、あまりにも有名なイトウの釣りを紹介する。  イトウ釣りガイドは毎年6月~12月に開催。 こちらの申込はインターナショナルサイトのみの対応となります。
北海道東部、北部に広がる荒涼とした原野と湿原河川。この暗く淀んだ水域に日本最大の淡水魚が棲息している。 「幻の魚」と評された、あまりにも有名なイトウの釣りを紹介する。  イトウ釣りガイドは毎年6月~12月に開催。 こちらの申込はインターナショナルサイトのみの対応となります。

■アドバイス

純粋なフィッシュイーターであるイトウはそれゆえに、ひとたびコツをつかむと非常に釣り易い側面があります。ブラックバス、ライギョ、シーバスなどの他の国内のフィッシュイーターに酷似する部分が多くあるため、それらの釣りに精通したアングラーなら少し考えれば経験からポイントや釣り方を割り出すことは難しくはないかもしれません。ただ実際に現地の湿原河川などに立ってみるとわかりますが、鬱蒼と生い茂った葦原とヤチボウズの群生する泥炭地帯が広大に広がり、道路から水辺へアプローチできる場所は多くなく、そういった場所はすでに多くの釣り人の進入によってプレッシャーが高い状態なのが現実です。また航空写真などでポイントは簡単に推測できてもそこに実際に近づくことが非常に困難であるばかりか、北海道ではこれらの流域ほぼ全てに野生のヒグマが生息しています。 

 

もし独力で釣ろうとするならばインターネットやSNS上の情報などを頼りに足繁くなんども北海道のこれらの限定されたポイントへ通いこみ挑戦を繰り返す以外ないでしょう。運の良い人では1度目の遠征でイトウにであえたという話も耳にしますし、5〜6年毎年通っているがまだ一度もアタリを感じたこともないという人も多くいるようです。  KAMUYガイドフィッシングでは全てのイトウガイドでボートを使用して安全にポイントへアプローチしていますが、毎年ほぼ確実に最初の挑戦で全ての参加者がイトウを釣り上げることに成功しています。独力での釣行には初のイトウにたどり着くまでに多大な時間と労力が必要になる上、陸からの限定されたポイントでの現場は、他の地元の釣り人とも入り乱れて混雑することは目に見えています。 …こうしたことから、なかなか満足のいく釣果に巡り会う可能性は低いかもしれません。  トータルに見ればやはりこの釣りではガイドを利用するのがもっとも安全、安価で確実な方法であることが理解できるかと思います。  

 

極論ですが、国内のイトウ の釣りはガイドを利用して「 さっさと釣って1回で終わらせてしまう 」 という考え方もあります。いくらイトウが日本国内で最大級の淡水魚だから…と言ってもそれは所詮「日本国内」での小さな話なのであって …なにせ世界は広いのですから、次はいよいよ海外の釣りへと歩を進めるという日本人のリピーターゲストもKAMUYには結構多くいます。  夢は果てしなく…といわけですね。

 

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■イトウ 釣りのタックル解説

 

最新のイトウ 狙い最強パターンはシングルハンド・スカジットの一択

通常のドリフトボート用のタックルと大きく変わるところはなく、ロッド、リール共に供用が可能です。フライの場合、イトウ 狙いに特化したタックルはシングルハンドスカジットによる大型ストリーマーの釣りであり、その手返しの速さからポイントの広域探査による効率の良さ、それに加えて大型ストリーマーの艶かしいアクションによるここ一番という時の食わせる能力は、熟練ガイドの操船するドリフトボートとの組み合わせで無双の強さを発揮します。 ただし、あくまでもそれはスカジットキャスティングが全く問題なく実践レベルにあることが前提となり、誰がやってもすぐにできるものではないことは誰しもが想像つくでしょう。 またキャスティングのしやすさはボートの乗船人数とも密接に関係します。  自分にどの釣り方が適しているかは自分の能力をまず冷静に自己分析してみることが必要だと思います。

 

フライではキャスティングが難しいと感じる釣りの初心者〜中級者にはルアーフィッシングが最適な方法となります。  ルアーの場合も通常の本流ドリフトとほとんど大差ありません。  ただ唯一違う点といえばルアー/スピニングの場合などはメインラインに通常よりも少し強めのPE1.5~2.0号を使用することですが、これはこの釣りが通常のトラウト狙いの本流釣りに比べて、葦や倒木、水草などのカバーが豊富な環境であることへの配慮によるものです。

実際のタックルの詳細な設定やルアーの使い方に関してこちらの

 

ガイド日誌過去ログ ”秋のイトウをボートで釣る! メソッドとタックル解析” 

 

ここで精細に解説しているので参考にしてください。

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■ネイティブ・イトウのガイドフィッシング

イトウ専門のドリフトボートフィッシングツアーは毎年5〜7月と10〜12月に催行しています。 通常日程は3〜5日間ほどで行われ、1〜2名での少数での参加が適しており、広大な湿原河川流域のほぼ全域をKAMUYの専門分野であるドリフトボート で安全快適に楽しむことが可能です。

道北湿原河川「イトウ」徹底攻略ドリフトボート4日間

 

 

イトウのガイドフィッシングの様子はここで紹介しています。

2018年10月 ”道北のイトウ”

2019年6月  ”初夏の湿原河川イトウ”

2019年10月 ”道北湿原河川のイトウ”

​2020年10月11月 ”秋のイトウをボートで釣る。メソッドとタックル解析  

2021年10月 道北原野秘境釣行 秋の飽食イトウを狙う!

 

最近ではイトウの増殖技術が確立されるとともに、北海道各地のダム湖などに種苗が放流・増殖され、イトウ釣りの観光産業化が徐々に進んできている向きもありますが、私たちKAMUYのイトウガイドはこれらの人為的に増殖された魚を相手にするのではなく、私たちが日頃「 コア・ エリア 」 と呼んでいる本来の希少な生息地でのネイティブを相手にした釣りに当初からこだわりをもってやっています。  海と川とを自在に行き来する逞しくヒレの発達した遡河回遊型個体の天然のイトウは正に国内最大の淡水魚として至高のターゲットと呼ぶに相応しい相手ではないでしょうか。何やらハードルの高い釣りと思われるかもしれませんが… 比較的温暖な季節だけを選んで行くなら初心者や子供でも参加が可能です。

 

『 チライ 』 とは北海道の先住民族アイヌによるイトウの呼称。 太古の昔から湿原の再奥でひっそりと世代交代を繰り返す純血の大魚『 チライ 』の真の釣りを、私たちKAMUYのガイドフィッシングではたっぷりと数日間に渡って体験してもらっています。

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イトウ特有の地にへばりつくようなファイトをしなやかにロッドの胴に乗せて耐える。 

ガイドが「あそこ。 多分ついてるよ。」 

と指示した直後ゲストに川岸のボサ下をマドラー系のフライで探ってもらいヒット。

実際に数尾を釣り上げてみるまでは、魚がいる確信が湧かなかった… と話してくれたがそれは初挑戦の誰しもが正直な気持ちだと思う。

KAMUYのガイド現場では広大な水域の中から担当ガイドは自信を持ってある「特定の1点」 をゲストに指示し続ける。  魚の付き場にはある程度の法則性があてはまるものの、その根拠の90%以上は全て「過去のヒット実績」に基づいているものだ。

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普段は琵琶湖でバスボートの釣りを楽しむというゲスト。 愛用のバスタックルを是非イトウに試してみたいとこの地を踏んだ。 4日間全て穏やかで魚のコンディションも良く素晴らしい釣行になった。大型スイムベイト、ワイヤー系ベイトなど彼が持ち込んだバス用ルアーには全てイトウの反応があった。

彼のように存分にロッドを振り回してボートからのキャスティングを楽しみたい場合は1人で申し込む必要がある。  2〜3人では残念ながらそういうわけにはいかず、キャスティングの方法、タックル、ルアー、釣り方などは全て制限されることを覚えておいてほしい。

詳細はここで詳しく解説しているので参考にしてほしい。

​”ガイド日誌過去ログ  秋のイトウをボートで釣る! メソッドとタックル解析”

少年は人生2回目の釣り挑戦がいきなり天然イトウのフライフィッシングというなんとも飛び級な明るい親子。 前回は海上釣り堀でサビキでアジを釣ったのだとのこと。「次は何釣るの?」 とこちらが問うと… 「またアジかな」 と 嬉しそうに語って聞かせてくれたのが印象的だった。

​魚の扱いに眉をひそめる敬虔な諸氏もいらっしゃるかとは思うが、初心者、それも小さな子供。 どうかご容赦を。

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​東京でシーバス用のルアーメーカーをプロデュースするゲストの彼は、終始定番のスプーンではなく自身が開発を手掛けるシーバス用ミノーでの釣りで通しきった。

 

このとき11月第1週にも関わらず4日間日程の初日に未曾有の大寒波の襲来に遭ってしまった。 冷たい強風に雪が混じり、水は全てターンオーバーして一部は結氷…   3日目まで神経質なショートバイトへの苦戦が続き最終日、帰りの飛行機搭乗の数時間前にしてついにヒット。この日は最悪の天候の中、未明からホテルを出ての釣行。  何かしら確信のようなものがあったからこそそうしたのだが… 真冬のような猛吹雪の連日でも水中のコンディションは常に変化する。初日のターンオーバーのひどい濁りから水質が少しづつ良い色に変化するとともにイトウのチェイスを観察し続けていた彼は状況が少しづつ好転していることを見逃さず、結果を残した。

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​10月の穏やかな小春日和に1箇所で立て続けに良型が釣れ続く。 最近の釣り人で混雑したメジャーポイントでは絶対にありえないことなのだろうが、ガイドフィッシングではあまり珍しくない。

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北海道の釣りガイドKAMUYは北海道で唯一のドリフトボート、カヤック専門フィッシングガイドサービスです。イトウ、アメマス、ワイルドレインボーなど北海道を代表するネイティブトラウトの釣りを強力にガイドします。
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