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KAMUYではすべての参加者にアウトドア保険への加入を義務付けています。 (釣行当日に基本共通同意事項の確認書類にサインをいただいています。) KAMUYが推奨する保険特約条項は以下の通りです。
救援者費用 (遭難対策救助費用)
個人賠償責任
死亡・後遺障害
入院日額
通院日額
携行品損害
原則として参加者が事故にあった場合は参加者本人の加入した保険で対応いただくことになります。 現在ではこうしたアウトドア保険への加入は現地でもすぐにできる時代になりました。保険料は保険の特約条項や内容によっても異なりますが1日だけであれば数百円にも満たない安価なものですので、参加者は想定されるリスクに備えて必ず保険に加入してください。
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お客様の自損事故が中心となり、軽度の怪我と物損事例がしばしば起きています。
軽度な傷病でいちばん多いのは日焼けと虫刺され・草かぶれとなり、ボート乗船・乗降時の転倒による打撲・切り傷も起きています。 最近では軽度の熱中症と低体温症にかかる事例も稀に目につくようになってきました。 医療機関での処置が必要になった中等の例ではお客様のキャスティングによって同乗者の頭部にルアーが刺さり、現場で処置できずに外科処置の必要になったケースがあります。 重度の事故は発生例がありません。
いずれの場合も事前に適切な用品の用意と着用・注意をすることで発生そのものを防ぐことのできるものですので、必ず指定された用品を準備いただいた上で正しく着用した状態でご利用ください。
物損事例で最も発生例が多く重篤なのはスマートフォン・カメラなどの電子機器をボート上から川に落としての紛失になります。 破損と異なり紛失の場合はアウトドア保険の携行品損害特約の補償対象外となる場合がほとんどですので、止むを得ずこういった高価な機器をボート上に持ち込む場合には厳重な注意が必要です。
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ファミリードリフトボートとほとんど同じになりますが、プライベートガイド では特に参加者が自身の釣り用品を持ち込むケースが多くなるため、そうした用品類の物損事例がかなり多く発生します。
最も多い重篤な例は高価なロッドとリールをボートから川に落水させて紛失する事例です。 やはり紛失の場合は証拠品がなくなってしまうために、アウトドア保険の携行品損害での補償が不可能となり、極めて取り扱いには注意が必要です。
実際に起きた事故で重篤な傷病の例では参加者が片眼の視力を一時的に失明した事故がありました。 木の枝にかかったルアーを引っ張って回収しようとしたところ、外れたルアーが勢いよく目に向かって飛んできて当たったことが原因でしたが、この時参加者は目を保護するアイウェアを所持していたにも関わらず正しく着用していませんでした。
また同様にボートが川を横断する木の枝の下を通過する際に前方に座っていた同乗者が手で持っていた木の枝を離した直後にその枝が勢いよく後方に座っていた別の人の目を直撃した事例がありました。
つまりフィッシングガイドでは「目のケガ」が高い確率で発生するということがわかります。 KAMUYでは参加者はかならず常時目を保護するためのアイウェア(メガネもしくはサングラス)を正しく着用することを義務付けています。
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KAMUYの場合、初対面となる参加者に対して長距離の歩行を含むガイドは実施していませんので心配はありません。 *KAMUYエクスペディションでは参加者の能力次第で行なっています。 ドリフトボートの場合は現場で現地担当ガイドが応急処置を施し、ボートで救急車両が接岸可能なレスキューポイントまで安全に負傷者を運びます。
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渓流歩行と同じです。 KAMUYの一般プライベートガイド では参加者が高い確率でヒグマとの不意の接近遭遇が起こることが予測される領域への釣行をそもそも行なっていません。 *KAMUYエクスペディションでは参加者の能力次第で行なっています。
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とても良い質問だと思います。
その場合現場の担当ガイドは現地で最善を尽くします。 参加者全員の2次被災を防ぎ、自他共に安全を確保した後、現地の人間や機材で対処できない場合は速やかに救援を要請します。 ほとんどのガイドエリアは携帯電話通信サービスの圏内ですが、一部のサービス圏外では緊急通信のためにそうしたエリアの担当になるKAMUYガイドは全員が長距離用の無線通信機を用意しています。
ただ、多くの事故事例を見ているとわかるのですが、大半というよりもほとんど全てのアウトドア事故は事故当事者たちの事前の冷静かつ勇気のある判断によって発生未然に防ぐことのできるものだということです。
・そもそも危険のある地域には立ち入らない。
・天候の急変がわずかでも可能性のある日には無理をして行動範囲を広げない。
誰もがこうした勇気ある判断と行動ができれば事故のリスクというのは極限まで最小化できるということです。
お客様の「せっかくお金を払って休みを取って北海道まで来たのだから」という気持ちや「釣果」を求める気持ちもわかりますが、不変の原則として私たちKAMUYではお客様の「釣果よりも安全確実」を優先してガイドに当たります。 そこは事前にはっきりと決まっており現地でお客様の強い要望に基づいて現地担当ガイドがお客様の要望に対して忖度し、判断を変更することは絶対にありません。
また、私たちKAMUYは常日頃から事故が起きる可能性のあるものはいつか必ず起こるものという厳しい認識を持っていますが、それは参加者の皆様においても共有意識として私たちガイドと等しく同じだけ持っていただきます。
商業ガイド釣行であっても、参加者各自が個別にリスクに備えることは現代のアウトドアレジャーでの義務であり常識であると認識していただきます。 参加者がこれにご同意いただけない場合、私たちはガイドを初めからお断りしています。











