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ガイド日誌 -Recent Highlights              -過去のガイド日誌はこちら-

2019年

 

ドリフトボートあれこれ。

​老若男女問わずKAMUYの一番人気ガイドはドリフトボート。

 

ボートから正確無比なキャスティングをビッシビシ決めてた彼。  この日のトリップ終了間際に良型のバイトをとるもフックアウトで残念。  

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​ブラウンとニジマスをそれぞれお父さんとお母さんがキャッチ。

​ルアーやフライではなく本流竿を持ち込んで参加してくれた一家のお父さん。

なぜか日本では釣りやすい延べ竿の餌釣りよりもわざわざ難易度の高いルアーやフライフィッシングの方が人気があるのはなぜだろう…

​えさ釣り。  楽しいよ! だって釣れるもん。

​はい、その通り。 ガイドも餌釣り好き。

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​自分の親が餌釣りやってるの見て育った子供はルアーフィッシングを見ると胸がときめく。

この一家の末の子もルアーに魅せられつつあった。

ガイドも子供の頃そうだったなぁ…  ルアーかっこよく見えたなぁ あの頃は。

​今だと逆よね。 リールを使わない渓流釣り、カッコ良く見えてるんじゃないでしょうか?? 子供達には。

 

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​家族の見守る中、野生魚との1対1の対決。

 

​真剣な表情でガイドに教わりながらリリースの基本をちゃんと学んでくれてた彼。

​絶対にリリースしなきゃいけないとかそういうものじゃない、大事なことは自分がこの魚の命を奪うかそうしないかということを一人一人の釣り人が”自分で決めて誇りと責任を持って行う”ってことなんだ。

「自分で決める」

​これが大事。

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​ガイドがゲストに体験してもらいたいのは「リアルな本物」

テレビゲームでもなく、釣り堀でもなく、人為的に増やした放流魚でもない本物の野生トラウトのフィールドをぜひ体験してもらいたいと思う。

​KAMUY発足当初からの一貫したテーマ。

 

バイカモのびっしり生えた本流地帯。

 

 

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真夏の8月。 

大雨で本流がコーヒー牛乳みたいに濁ってしまったので…  急遽ドリフトボートを取りやめて支流の穴場ポイント巡りに変更。

​これはこれで楽しい。

「あんなに血眼になって穴場ポイント探してたのに…  こんな場所があったなんて。」

​…ていう人もw 

あっという間に釣ってくれた。

​グッドサイズ&ナイスプロポーションの天然ヤマメ。

​それにしてもやっぱ夏のヤマメって綺麗だね。

…不運にも本流が濁ってドリフトできなくても心配無用。

 

ちゃんとガイドはBプラン用意してます。   

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この時の2日間は完全に本流ドリフトは濁りと増水で不可能。

 

 

かわりに支流のガンガン釣れる渓流釣りにみんなで夢中になった。

 

こんなヤマメはじめ、アメマス、ニジマス、ブラウンなどなどまーよく釣れること。 

 

いや、実を言うと大雨だからこそだったんだよねw    …あまり多くは語らないでおきますw

​Bプラン死角なし。

​こちらも毎年来る一家。

前回はドリフトで兄弟対決。 今回はBプランでやっぱり兄弟対決。

いや、いんだよ。競ってシャープになる。

ライバルに勝つことによって自信もつけばそれでさらに釣りが好きにもなる… 

​お互いに。

両者に差がつきすぎてしまわないようにガイドがこっそりコントロールしてるのは内緒。

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ドリフトボートで野生魚初ヒット。

普段は家族で管理釣り堀行ってるという一家のおねえさん。

「ルアーはぶどう虫さん殺さなくていいから好き。」

​と言っていたのが印象に残った。

男子ばっかの家は常に緊張感あふれる釣り対決モード。

反対に女子ばっかの家は終始リラックスした雰囲気。

このニジマスはこの後「メグちゃん」と命名され、水底に帰っていった。

男子だとそういうノリには絶対ならないんだよねー。

​女子のガイドがおもしろい。

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​2019年はこんなちっちゃいブラウンが良く釣れた年だった。

 

 

このくらいのサイズの魚だと警戒心ほとんど皆無。 初心者でも簡単に釣れる。

子供達は釣りよりも泳いだりする方がゼッタイに好き。

大人は真剣に釣り。

​どっちも一緒に楽しめるのが真夏のドリフトのいいとこ。

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​暑い夏は短パンTシャツで。ゆるーーく。

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​3世代同時に川釣りができるのはドリフトボートならではか。

​家族づれに大人気のファミリードリフトボート 。

おとうさんは本格的なガイドフィッシングやりたいけどそれだと家族はドン引き…    ていう一家にとって本当にかゆいところに手の届くガイドメニューなんだって。

​お父さん達、見事なロッド捌きでした。

​…そして、休日の家族サービスお疲れ様です! 

 

「 お父さん:これでガイドさんとも知りあいになれたし…  次は春か秋に釣り仲間とプライベートで来ますんで! 」

​「ガイド:お待ちしてます。情報送りますね!」

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家族の見てる目の前でビシッとキャスティングと合わせ、取り込みからリリースまでベテラン丸出しでキメてくれるお父さんたち…  

いや、素敵です。

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ホームリバーはデシューツ川というアメリカン・アングラーも家族と一緒にファミドリを楽しむ。

こういう気軽な「ファン・トリップ」はアメリカでも一般的。

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「コスパ」の高いファミリードリフトボート は若い層にも人気!

​インスタ映えもガイドにお任せ。

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ボートを降りて覆いかぶさる枝の下を丁寧に探ってみる…

こういう場所には良い魚が隠れてたりするもんなのさ…!

結果は…?!

…うん、まぁこんなもんかなw

気にしない気にしない。ワクワクを楽しんで!

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北海道と同じく国内トラウトの本場、東北は仙台から参加のエキスパート2名。  「どーせドリフトやるなら半日とかじゃなく1日たっぷりやるよーっ!!」っとプライベートで1Dayドリフト。

手付かずのポイントにどんどんルアーを打ち込んでいくのは見ていても爽快なものだ。 この日の午前中のポイントではボサ下のバイカモの下に「 ユラっ 」と魚影が現れ、一瞬ルアーに好反応見せたもののフッキングまでにはいたらず…

午後のトリップで無事、悪人面のワイルド討伐成功の記念写真。

ベイトフィッシュの動きを見極めてルアーからフライにチェンジした直後、ごつんっと押さえ込むような強烈なアタリ。  

 

静かな水面に

 

「みぎゃーーーーー!!!」

 

とリール逆転の悲鳴が鳴り響く。

試合うこと数合、あたりは斜陽に照らされた水面がキラキラと輝き神々に祝福されているかのよう…​ランディング達成。

​感無量。

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​まだまだこれから大型化しそうな個体も釣れてくる。 湖のものと比べて河川の良型は無駄のない引き締まった筋肉質体系が特徴。

ダッシュの強さは湖よりも本流鱒のが上だろうか。

​野生鱒の最大の特徴がこの巨大に発達したヒレ。   この見事なヒレを使って野生鱒は猛烈にアングラーに抵抗しようとするのだが…  ドリフトボートで釣れる「本流の野生鱒」 はニジマス=釣り堀の魚という概念を根本から変えてくれる。

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深いプールの底から突き上げるようにスプーンに飛びかかったジャスト70cm

彼はウルトラライトのトラウト竿にPEラインをメインラインに組んでいたが、この時の衝撃の伝わり方は尋常じゃなかったと本人が語る。

 

 

「ガイド:良いキャッチだね! ありがとう」

 

「ゲスト:うーーん、途中で何回ももうダメかと思ったすw」

「ガイド:これよりゴツいのもいるよ…」

「​ゲスト:まじっスか…  北海道ハンパないっす」

 

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​春や晩秋のドリフトシーズンにはこのくらいの魚をメインに狙うことになる。この時のタックルは遊び心たっぷりのULをチョイス…。 

ロッド:パームス シルファーSYSSi-53UL

リール:ダイワ タトゥーラ2500S 

ライン:PE0.8号(izanas製12本編)

ショックリーダー:ナイロン製25ポンド

​ルアー:ダイワ クルセイダー激アツ10g

反面ドリフトボートの釣りではヘビーすぎるタックルの使用でキャストがうまくはかどらずに釣果を落としている人を多々見かける。 ネットや雑誌などの陸釣り人のタックルデータは「岸から遠投」することを前提に組んでいることが多いのだがドリフトではそこまで遠投に特化した設定にするとボート上での取り回しが非常に悪い。 自分で用意してくる場合は間違って陸釣りのタックルを参考にしてしまわないように気をつけてほしい。

​アメマスも。

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ドリフトボートのシーズンはざっくり次のような感じ。 

5月:レインボー・イトウ・ブラウンの一発大型狙い。産卵後の色味の強い個体が釣れるのもこの時期。

6月:レインボーのライズ個体をドライフライで狙うのが面白い季節、ルアーももちろんOK。大きめのミノーなどが効きやすい時期。

7月:遡上したばかりのアメマスがオススメ。うまく群れに当たれば良型の数釣りもできる。 

8月:暑い日は短パン・TシャツでOK 過ごしやすくファミリーに最適。 魚は瀬に出ていてボートで数を釣りやすい時期。

9月〜10月:寒くなるにつれて再び一発大物狙い。

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北海道の釣りガイドKAMUYは北海道で唯一のドリフトボート、カヤック専門フィッシングガイドサービスです。イトウ、アメマス、ワイルドレインボーなど北海道を代表するネイティブトラウトの釣りを強力にガイドします。
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