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ニセコから北へ走ること500km 。

 

毎年5月中旬以降〜6月第1週 くらいにかけて恒例のイトウの釣り。 

秋は茶色と空の青の2色に支配されていた原野。

 

初夏のこの時期は緑と茶と青の3色刷り。

​吹き付ける風も暖かく、荒涼でありながらもどこか優しいと感じる。

​ANA571便から稚内空港に降り立つ人々の中には長大なロッドケースを携える釣り客の姿もちらほら…  

今年は積雪が少なかったせいで川の減水が早く、シーズンインも早かった反面水温の上昇も早かったとのこと。

「今年は渋いよ。 ボウズで帰る人が多いわ。」 

…と地元の情報通からのありがたい???  助言??

    

​6月第1週のこの時点で朝の水温が19度。

イトウの適水温は15度くらいまで。 16度を超えてくるとどんどん食いが浅くなってくる。

しかしながらだからと言って遠来の釣り人にとって航空券やホテルの予約を直前でキャンセルするなんてことは至難でして。

​…ガイドの力でなんとかしましょう、的な展開。 

はじめてみれば予想通りの大苦戦。

 

かすめるような俊速のアタリに全然フッキングに持ち込めず…  

 

ルアーを変えレンジを変えスピードを変えフックを変え…    

​なんとかフッキングしてもほとんどがバラし。

​少しでも水の良いポイントを求めて湿原河川を縦横無尽にボートを進める。

今回の聖地となったプール。

 

​紆余曲折経てたどり着いた変化の少ない湿原河川の中の数少ない顕著な変化点。

水温18度。

​全域にわたって平年よりも高い水温に苦しめられる展開の中でマイナス1度の水温差がもたらすものは決して小さくはないはず…

 

他の水域よりも僅かに冷たい水を湛える。  

​赤銅色の流水が勢いよく流れ込む深いプールの底にそうっとルアーを送り込んでいく。

​お見事。

​それ以上に言葉はなし。

ひとたびポイントとパターンを見切ってしまえばもうこっちのもの。

ドンドンイケイケムード。

ヒットに次ぐヒットを重ね、彼女はこの日通算8キャッチ達成。

この異質な感触なんぞや??

…と上がってきたのはサクラマス。

​北海道の内水面ではファールフィッシュなのでもちろん即リリースの対象となる魚だがやはり優美。

 

褐色ばかりが支配する湿原河川に咲いた一輪の銀花。

今回果敢にネズミドライで挑んだリピーター吉政氏。

結果はノーキャッチに終わったが、手応えは十分。

​今秋の再挑戦に向けて意気揚々と6月のイトウの原野を後にした。

​「トーキョー・フライマン」こと吉政忠志氏がネズミフライでイトウを狙う。ドリフトのアップテンポなサーチの釣りにきっちりアジャストしてくるあたり、さすがの腕前。 

 

意欲満々で黙々と打ち続けるも残念ながら今回水面が炸裂することはなかった。

​初夏のイトウ・ダイジェスト。

高水温とショートバイトに苦戦した前半のフックアウトシーンから始まる。

​稚内駅近くの食堂「よしおか」のウニ丼。

おそらくこの時期限定なのだろうが1杯2000円という破格で食せる。

毎晩通ってもいいな、と思いきや開店後すぐに売り切れ御免。

イトウの釣りを早めに切り上げてウニ丼を取るべきか???

​旅するアングラーに迷いどころは多い…

ガイド個人としては迷わずウニ丼。

 

…不真面目御免🙇‍♂️  そういうガイドです。

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