天然の野生イトウを本気で狙うというのなら…
イトウは現在日本全国の管理釣り堀や湖などで人為的に放流・増殖されつつあるが、天然のイトウを原産地・北海道の川で本気で狙うというのであれば選択肢は多くはない。 ガイドが自信を持って勧めるのが5〜6月と10〜11月の道北の湿原河川の原野での釣り。 このガイドプランは日本の天然イトウの原産地である日本列島最北端のこの地域で真の彼らの生息地である「聖域」を探求する夢追いの釣り人に捧げられる。 数日間のこの原野の旅は聖地巡礼と呼ぶに相応しき特別なものになるはずだ。
イトウ狙いのオススメプライベートガイド付き釣行: 秋の道北湿原河川
例年、10月に入って北海道では朝どこの家庭でも暖房器具を使うようになる。 これが秋のイトウ開始の合図。 湿原河川のイトウが冬に備えて荒喰いモードに入る。 初心者やボートイトウの初体験者など、サイズには拘らずにとりあえずの1尾を手堅く釣りたいという方にはまずオススメは天候がまだ温暖で人が過ごしやすいという意味で10月初旬〜中旬。 11月に入って寒い日が続き、水温が下がってくるとより大型の個体が広範に釣れる確率が高くなってくるからイトウの釣りそのもののベストシーズンというのは11月の中くらいと覚えておくと良い。熟練のイトウハンターとしてはやはり選ぶべき季節は平地で積雪が数度観測された後の11月だろう。 ちなみに10月下旬から11月初旬の祝祭日周辺は休みの取りやすいタイミングなのか全国や道内からイトウ狙いのアングラーが一斉に道北に集中するため釣り場は荒れやすい。 雪の遅い年では12月までイケる釣りだが冬に近づくほどに悪天候のリスクが高くなる。 とりわけ面白いのは水面を泳いで渡ろうとするヤチネズミを模したルアーやフライを使った水面の釣り。 必ずこのピンポイントに付いているというイトウのマル秘トップウォーターポイントに案内する。かなりの高確率で釣れるので興味があったらぜひトライしてほしい。
イトウ 狙いのオススメプライベートガイド付き釣行: 初夏の道北湿原河川
北海道のイトウ産卵期は3〜5月。 そのため多くの釣り人がイトウ釣りを開始するのが5月中旬以降。 秋と違うのは湿原河川も長い冬が開けたばかりで雪代による増水の影響を受けるといった点。 魚自体は産卵で疲れた体力を回復させるためせっせと摂餌行動をとるのだが、河川全体の水位が増水によって高いと如何せんポイントを絞りにくい。 雪代増水は普通の年で5月中旬くらいまで続くが、近年は暖冬の影響から水位の低下が思ったよりも早かったり、または水位自体が思ったほど高くならなかったりとアングラーを迷わせる要素はふんだんにあるものの、そこはやはりドリフトボートの強力なポイントサーチ力でガイドでは安定した釣果を提供することに成功している。 この時期の特徴としては外道で銀鱗見事なサクラマスが釣れてしまうことがあることだ。 5・6月はイトウの狩場とサクラマスの遡上群が場所・タイミング共に一部重複する場合があるので、…おや? この引きは…?? と思ったらイトウならぬ銀の魚体が大ジャンプ… なんてことが稀に起こりうる。 ただし、北海道では河川でのサクラマス釣りは犯罪となるため、もし釣れてしまったら出来るだけ優しく速やかに流れに帰してあげてほしい。
道北イトウ・モデルプラン: 道北湿原河川イトウ徹底攻略4日間
イトウ狙いはこれで決まり。1回の挑戦で絶対に釣りたいというならもうこれしかないといっても良い。 数多の本州からのイトウ挑戦者をことごとく成功に導いてきた鉄板プラン。 6年間連続全員ボウズなし記録更新中につき… (だんだん緊張してきました…💦)😅
プライベートガイド:イトウ/その他
・ニセコ 尻別川
シーズンを通して確率はそれほど高くないが毎年イトウが釣れている。7月や9月に釣れたこともあり子供たちやファミリーでイトウに気軽にトライできるファミリードリフトボート がオススメ。
大型のニジマスやらイトウやらなんだかんだと毎年釣れている 恐るべき…?ガイド付きツアーの代名詞。 今年もぜひ誰か炸裂させてほしいと願っている。 ファミリーでのイトウは確立こそ低いが5月〜10月まで全ての時期で実績がある。
・南富良野町 かなやま湖
ここもイトウで有名な湖。 シーズンは5月〜7月と10月〜11月。