チャム狙いのオススメプライベートガイド付き釣行: 9月のオホーツク海沿岸地域/ 枝幸&網走・ウトロ
季節は9月。この時ばかりは北海道じゅうどこに行ってもサーモンの釣り一色となる。 国内の一般種で最も大型化するのはチャム・サーモンだがオホーツク海と道南の噴火湾の個体が中でも大型のものが釣れることで良く知られている。 時期的にオホーツク沿岸地域のチャムの接岸ピークは9月中旬頃で美しい白銀色の鱗に覆われた素晴らしい個体が釣れる。 地元アングラー達が「 銀ピカ 」と呼ぶこれらは食味も比較的良い。 オホーツク海沿岸地域とひとえに呼んでも広いが特にオススメするのは2箇所。
枝幸と網走(知床半島・ウトロ地区を含む)だ。 枝幸での最もオススメはボートからのルアーキャスティング「ハネ撃ち」と呼ばれる遊漁船の釣り。「ウキルアー」と呼ばれる地元式のルアー仕掛けに付餌を使用するスタイル。 網走・ウトロ沖では 胴つき仕掛けによるボトムフィッシング、通称「ウトロ沖式」と呼ばれるもの。こちらは電動リールに5本連針の付餌で中層の群れを狙う方式だ。どちらも良い時期は2週間ほど。9月の中旬ごろだ。 岸からのキャスティングの釣りも地元では盛んに行われているが、如何せん釣り場のマナーが悪い上一部の釣り人達の民度が非常に低くトラブルも絶えないことからゲストにあまりお勧めできるものでないことが残念でならない。近年はサケ資源の保護のため岸からの釣り場が徐々に規制され、釣りが禁止される傾向にある。
ピンクサーモン狙いのオススメプライベートガイド付き釣行: 知床半島/8月の羅臼
7月最終週から8月のお盆にかけて知床半島ではカラフトマスの接岸が始まる。 接岸初期の魚体は銀毛で美しく食味も非常に良い。 釣り上げた直後にまだ銀の鱗がポロポロと剥げ落ちるような個体なら美味しさは折り紙つき。 接岸したばかりの群れにタイミングよく当たればルアー・フライ・エサ釣り・初心者でも子供でも種類は問わず入れ食いの状態になることもしばしば。 サーモンの数釣りを、それも岸からのキャスティングで高確率で体験できる国内では貴重な場所とタイミングだ。9月中旬くらいまで楽しめるが何と言ってもオススメは8月入ったらすぐ。
ハンプバック(成熟ピンクサーモン)狙いのオススメプライベートガイド付き釣行: 忠類川の9月
ピンクの遡上があるのは例年お盆以降と言われているが、ある程度の数がまとまって遡上し始めるのは9月に入ってから。 その理由は沿岸のマス網が8月31日を以って漁期の終了とともに一斉に撤去されるからというもの。 物理的な遡上の障害になるものがなくなるからに他ならない。 9月1日〜中旬にかけて遡上したばかりのフレッシュな個体はルアーやフライへの反応も良いので。 川で成熟したピンクを狙うならこの時期がベストシーズンということになる。毎週の木曜日はストップフィッシングなので計画時注意してほしい。