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会員向け2026年ベストシーズン&ポイントガイド

2026 Best Season & Spot Guide for Members

2025からは新要素として各個人の性格や嗜好性、体力や技量によって大まかに「 3つのスタイル 」 を大別。  それぞれに自分のスタイルや理想に合った釣りをより見つけやすく、理解しやすくなりました!   

2026年からは会員各個人ごとに「 適性・指向性 」を考慮した上で、天候や魚の状態などに応じて柔軟に立ち回りやすい時期と場所の選定をこちらで主導するスタイルを軸として展開していきます。 具体的には会員の皆さんはメニューを選ぶのではなく、「 発着する空港と日程 」 を選べば良い…   という考え方になります。

インスタント系の特徴

  

1. 数も型もいちばん釣れやすい

 

2. 誰でもすぐに気軽にでき、体力も釣りの技術もほとんど必要ない 

3. ゆっくりと楽しめる

 

4. インスタント系のデメリットとして「自分で釣っている」感じがしない、「釣らされている」「釣れちゃっている」という不満がよくある。

5. まず初心者はこのインスタント系一択!! 色々と”迷い”が生じてしまう人もこれを選ぶのが間違いない!  このインスタント系以外の「エクストリーム」と「テクニカル」は、参加者の「こだわり」に対して高いレベルで応えるもの。 単純に釣果が最も期待できるのはこの「 インスタント系 」  本来的にガイドとして誰もが等しく楽しめるのがこれだ。

 

代表的なインスタント系プレイヤー : 塚本さん、鎌田さん

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エクストリーム系の特徴  

 

1. スレていない大物の釣り場を自分だけが独占できる 

          

2. 体力、運動能力に関して厳格な条件が課され、最初からいきなり高レベルには挑戦できない 

          

3. ワクワクするような冒険感覚に満ちている

          

4. エクストリーム系のデメリットとして他の2つよりも明らかに事故・怪我のリスクが高い

​5. そもそもが「やっている人」のためだけのもの。 初心者の挑戦は無謀すぎる。  背伸びをして無理して挑んでも現場でガイドによる強制ストップがかかり安全が最優先される。 結果的に釣果は出ないので注意。

​代表的なエクストリーム系プレイヤー: 上田さん、池田さん

テクニカル系の特徴    

 

1. 自分で釣っているという実感を得られる  

          

2. 誰でもすぐ挑戦できるが、釣果を上げるためには相応の高い技量が必要となりとにかく難しい 

          

3. 高度な釣りの技術を試すことができる

          

4. テクニカル系のデメリットとして純粋に釣りが難しく技術の未熟な者が行っても簡単に釣れない

​5. エクストリームと違って挑戦そのものはイージー。 強制ストップもない。 初心者の挑戦も自由ではあるが、うまくゆかずにストレスが溜まり、さまざまな悪い問題を連鎖的に引き起こしやすいので・・・  真に自信と実績のある人だけが挑戦すると良い。  テクニカル系が楽しめる人の技量到達の目安として、、 釣具メーカーが自社の看板を背負うことを認めるほどの実力があるくらいの技量の持ち主であればだいたい楽しめる。

​代表的なテクニカル系プレイヤー: 田中コーセー、イトウハンター木暮

​Information

インスタント

◼︎インスタント系  Instant-type

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インスタント系は…    「 とにかく良い魚を釣る”確率”だけを純粋に上げることに何よりも興味のある人向け  」 

 

インスタント系は非常にわかりやすく言うとプレイヤーの「体力やスキル」と「高度な釣りの技量」の両方を求めないタイプの釣りセレクション。   最も代表的なものではドリフトボートのエレキを利用したトローリング・ドラッギング・ハーリングなどのいわゆる”フルオート状態で魚が釣れる特殊技法” を中核とした釣りが含まれます。  これ以外にも金山イトウのトローリングや遡上タイミングでの河川内サクラマスのルアーキャスティングの釣りの一部もインスタント系に含まれます。   要は…    「難しくない釣り」   であること。    誰でも安全気軽にポイントに到達できて、そこそこにルアーを投げてリールを巻くことができれば、あとは確率で良い魚がヒットしてくるタイプの釣りです。  他の2つのタイプと違う決定的な良い点はこのインスタントは時にプレイヤーの実力以上の結果をポンと簡単に出してしまうということ。 多くの人がこのインスタント系でまるで釣りが「 上手くなった 」 かのような錯覚を覚えるといいます。    このインスタント系がKAMUYのガイドスタイルの原点。  誰もがすぐに気持ちよくなれる、とても良いものです。

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​Takashi Tsukamoto

インスタント系の代表的なエースプレイヤー  「 塚本たかし 」

 

実は塚本さんはインスタント系。   小難しい釣りの技術を使うでもなく、己を鍛え上げて山奥を目指すでもなく( 体が丈夫で何よりもノリが良いのでレベル4までやっちゃってくれてますが…  ) 、いつでも 「 いかにして他人よりもラクをして良い魚だけを釣り上げることに狙いを絞るか 」 、、、という結果至上主義の考えを持ったプレイヤーです。  いろいろと難しいことを考えたって…  慣れない土地であれやこれやと自分でできるかどうかもわからない計画をしてみたって実際には絶対うまくいかない…  それならば究極にガイド任せして”いっちばん合理的な” やり方で…   自分ではオイシイとこだけをしっかりといただく!   そういうスタイルが自然にあっている人なんですね。。     楽しみ方が上手というか、こういうスタイルをスマートにこなしてる人というのは  …たぶんいろんなとこで遊び慣れてるんですw      ”結果”が何よりも大切… と考える人は、塚本さんを見習いましょう!     「 あの人…  なんだかいっつもユル~く楽しそうにやってんのに…  なんか知らんけどガンガン良い魚はホントしっかり釣るよね… 」 …と、 エクストリームやテクニカル系の人々からもキッチリと注目され続けるでしょう。 

こんな人には…   インスタント系があっている。

 

誰でもがこのインスタント系にあっています。  …というのがこのインスタント系の最大の特徴。  ボートやエレキといった機器の力を最大限に利用して極めて効率的に「 自動的に釣れる釣り 」を行うのでそうしたノウハウに興味がある人にも良いでしょう。   限られた時間を最も効率的に使うことができるタイプでもあるので、実は本州や海外から遠征して来られる人の中でもとりわけ、「時間的・経済的」に余裕がない人にとっても最強の選択肢となります。    つまり!    「 絶対に釣らなければならない! 」  「 仕事が休めないので多くの日程を取ることができない! 」   「 ガイド料が高くてたくさんトライできない! 」  「 正直いって釣れないと楽しくない。不機嫌になる。 」  これらにひとつでも当てはまる人は全て例外なくこのインスタント系が最適解となります。  迷う必要などなし!  釣りは釣ってナンボの遊びなのですから。 …そういう事情のある人にとっては、ですが。。

◼︎インスタント系  メニュー解説

◆”なんちゃって”エクストリーム
 

◆なんちゃってエクストリーム

​時期の目安: 5月〜9月 ニセコ・積丹エリア

2026から正式にメニュー化した”なんちゃって”エクストリームが多くの人のニーズに基づいてのメニューアップとなりました。基本的には極限に手加減された内容でのエクストリーム系釣行。   「 ちょっとだけやってみたいだけだからダメ。 」  「クマコワイからダメ。自信がないからダメ。ショックを受けたくないからダメ。 恥をかきたくないからダメ。 コスパ良くなんでも一度にやりたいからダメ。 」  「 初心者むけじゃないからダメ。。」  なんでもダメ…  な令和の現代人のニーズにもちゃんと応えます!  

なんちゃってエクストリームは、、、 エクストリーム系の釣行スタイルを安全に”疑似体験” するためのもので、カテゴリーはインスタント系に入ります。  真夏にできる同じくインスタント系の「 インスタントキャンプ 」などと組み合わせて、、  贅沢インスタント滞在とするのがおすすめ。      

 … あるよ。   そんなのようは「 やりよう 」 次第。。   

 

ハードにやらなきゃいいだけ。  …なのです。    安全確実なエリアの中だけで車を降りたら、車のすぐそばだけで、、バイク、ロープ、キャンプ、沢登り、、  それらの超簡単な「疑似体験」 をするもの。   実際に奥ポイントには当然ですが行けませんが、時代のニーズとして当然こういうものが必要でもあるわけです。         

◆積丹サクラマス・オフショアキャスティング/インスタントシーズン 
 

◆積丹サクラマス・オフショアキャスティング/インスタントシーズン 

 

時期の目安:4月中旬〜6月初旬くらいまで

 

余市発着のプレジャーで近海の岸より直後のサクラマスをメインターゲットに設定。  シーズン的にインスタント。   適当に投げて巻けばあとは確率で釣れる簡単な釣りとなっている。  時間帯は夜明け直後。  川と比べて数が安定して釣れるのがこれの魅力。 食味も川より良いので僕はこっちの方が川よりも好きです。   テクニカル系になってはしまうけども時期的にロックフィッシュのジギングとも重なるため朝イチのラッシュが終わればそのままのロッドでバーチカルに切り替えて昼前まで釣って帰る、というのが多くの場合に通例になっている。   他の代替としては道南1区の川のサクラマスが雨のタイミングによって一押しとなることがよくある。  川は川でタイミングが当たりさえすればインスタントに誰でも簡単に釣れる釣りで面白いのでその辺を考慮するならば宿泊地はニセコを選んでおくとよい。  人気のある5月の川サクラマスとのカップリングでこれを選んでくる人も多い。 川でも海でもサクラマス。  川で釣れなきゃ海で。 海で釣れなきゃ川で。。 という算段だが、これが安定度が絶大のプランとなっている。  何がなんでもサクラマスが命やねん人、、のプラン。  5月の海サクラ&川サクラはニセコ宿泊。  

ロッドは9フィート。  人数はインスタントとしては3人まで。 

​◆道南1区 ニジマス・アフタースポーン
 

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◆道南1区 ニジマス・アフタースポーン

 

時期の目安:5月初旬〜6月中旬まで

 

インスタント感覚で…  それもボートからのキャスティングでニジマスを良い感じで釣ることのできる。春としてはこれは貴重なタイミングメニュー。  実は川のドリフト…(尻別や十勝)はインスタントでニジマスを釣ろうと思ったらドリフトの「 引っ張り 」 によるものとなるため、、、  キャスティングでのニジマス・インスタントというのは結構希少であり、貴重なんです。

道南1区 北檜山のリザーバー。   産卵直後にインレット周辺に集まっているニジマスの産卵参加個体がターゲット。  底を中心に適当にルアーを通せばヒットする。 特に時間帯の指定はなし。 タックルはドリフトボートなので5フィート。  インスタントだがキャスティング中心なのでストレスなく釣るには参加人数上限は2人まで。 ちなみに… インスタントなのでミノーのキャスティングで釣りたい! という人にもここはピッタリとよく合っている。 60センチ超のデカ虹がドカンと食い上げてくる。。。  春にそんなニジマス釣りがしたければこれが真っ先にオススメとなっている。  田中コーセーが体験済み!   時期的にはやはり1区の遡上系サクラ&アメマスとタイミングが一致しているので…  5月に入って雨によりサクラが道南1区で遡上モードになれば…  そちらも代替プランとしてオススメになるというわけだ。  海でのオフショア・サクラマスとは距離が微妙なのでこれとの両立は難しいところだが。。。  やってやれないことも、ない。  「 気分はいつでも川やねん人 」は5月の川サクラとのカップリングにはこれを選べば良い。  この場合宿泊は北檜山に。   そして…  北檜山の焼肉屋がどういうわけか美味い。  要チェック。

◆道南1区 アメマス&サクラマス・ファーストラン/インスタントシーズン
 

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4日間の限られた日程のうちで…  ピンポイントに狙いを絞ることができると…    ドンとこれくらいのが出る。。。  立派なサクラマスヒット。 サトー君の「適性」は…     うん! どうやらまずエクストリームじゃあないことだけは間違いなさそうだぞ!!  普段から伊豆や外房でバーチカルジギングを頻繁にやっていて結果を出しているあたりから容易に想像がつくのは…   サトー医師のKAMUY適性はおそらく 「 テクニカル系 」 の素質があるんじゃあないかと。。  2023年の夏にはトリッキーなスタイルの渓流釣りでもきっちり対応してたしね。  サトー君は「 釣りの技巧で勝負するタイプ 」 これがあってると今までのお付き合いの上からガイドの僕は思うわけです。

◆道南1区 アメマス&サクラマス・ファーストラン/インスタントシーズン

 

時期の目安:5月中旬〜6月中旬 (雨後が良い)

 

道南1区の春の遡上系インスタント・シーズン   キモになるのは「 雨 」のタイミング。    雨が良いタイミングで入れば素晴らしい釣りになるし…   なければ沈黙。。。   …と極端な釣り。 2024年度は大半の人がうまくいったので、、様子を見ていた人たちは何やらこれを選べば手堅い…   などという安易な思惑もあるようなのだが、それは甘い。   一昨年の2023年はむしろここ狙いで入った大阪の上田さん&塚本さんは雨なしの渇水にフルボッコにやられ、、 全くなんもいない川での退屈な釣りをしていたこと、 それと2024年であっても鎌田さんと高田さんペアはやはりここで沈黙のオデコを食らったことを忘れてはならない。   彼らくらいに安定した釣りの経験を持つ人々でもタイミングに裏切られるとそうなるのである。   ロッドは7フィート。   オカなので人数制限はない。  リザーバーの虹と合わせるなら北檜山だし、海の安定したサクラと合わせるならニセコや余市あたりに宿泊とするのが良い。   好みで選べば良いだろう。     5月のインスタント…   「 いつでも気分は川やねん人 」は北檜山宿泊でニジマスとこれ。   「 サクラマスが何より命やねん人 」はニセコ宿泊にして余市でオフショア・サクラキャスティングとこれを組み合わせれば良いってこと。 

◆尻別ニジマス&イトウ インスタント・ドリフト
 

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渓流… 歩けません。。。    バイク… 乗れません。。。。    たくさんトライできません。。。       でも…   かならず釣りたいです。。。。     という素直な要求をいつもしてくれる佐古さん。  ちなみに佐古さん本人の「 適性 」はどう考えてみても「 テクニカル系 」 。  でも「 かならず釣らなくてはならない 」 というセンシティブな精神的なプレッシャーの部分がネックになり、大胆なテクニカル系へのトライの障壁となって、インスタントとの狭間で迷いにいいだけ迷ってしまう…   という結構多くの人、誰でもにありがちな状態にいつも陥ってしまうタイプでもある。    またよりによって相方のコーセーがアホみたいに強気なモノだからどうしてもそのキョーレツな光の影に隠れてしまいがちだけども…   佐古さん自身は僕がそばで見ていてもかなりの「 技巧派の力 」を有している。  自信をもって適性のハッキリしている「 テクニカル系 」に挑んでいいと思う。    トラウト…   サケ科のサカナというのは独特な「 クセ 」があるが、それらをまずは感覚的に身につけるまでが大変。  ある程度サケ科のクセがわかってくると…    技巧を持っていとも簡単にいつでもどこでも釣れるようになる。  迷いすぎず。 選びすぎず。  少しづつ数をこなしてゆくことだ。

◆尻別ニジマス&イトウ インスタント・ドリフト

 

時期の目安:6月中旬〜11月初旬 (真夏の高水温時期はテクニカル化する)

 

尻別のインスタント・ドリフトパターンの定番シーズン。  ただ、、2024は6月の渇水でここをアテにした人たちは肩透かしを食らっていた。   良くなったのは7月に入ってからだった。  やはり雨は重要である。   同じ時期のこの場所のサブはというと、、、インスタントの中では6月中旬にギリで道南1区のサクラ&アメと被せられるか、といったところ。   テクニカルやエクストリームならば選択肢は豊富にあるのだが。   インスタント系に絞って考えた場合、唯一の今後のプラス要素の希望は「 十勝川 」の存在。。。   直前で天気によっては十勝にワープ。  これが実はとても良い計画パターンなのでキチッと紹介しておく。  そのためには空港は新千歳。 宿泊はキャンセルができる宿にしておくこと。  インスタント限定として今後は尻別川アンド十勝川 というワープパターンをちょっと覚えておいてほしい。  きっと天気で追い詰められた切ない時にこそ、プレイヤーを救ってくれるに違いない。  「尻別アンド十勝」のインスタント・ドリフトとしてCP値が高い。  ちなみにだがインスタントとしてスティールヘッドを狙うならばこの尻別は全メニューの中で唯一無二の存在であることを忘れちゃあならない!  スティールのキャッチがよくあるのは…   夏以降。 8月末〜10月に実績が多いことを覚えておいてほしい。   エクストリームやテクニカルはそれぞれに体力だったり技術だったり…と、何かとハードルが高いので…   インスタントで誰でも単発ですぐにできるという意味でなんだかんだと言ってここ尻別川は依然として重要である。  大雨で尻別がど茶濁りしても、余市のリザーバーがあるのでそこでインスタント・ドリフトは大概できることが多い。   最後にこれはとても重要なことなので書いておくが、尻別や十勝川でドリフトボートの釣りを行う場合に気をつけた方が良いことがある。。  それはドリフトボートというのはあくまでもインスタントにボートで川底を引っ張り続けることによってその「真価」を発揮するものであるということ。 「 オレは上級者だからヨォ〜  そんなダサいことやりたくねぇヨォ! 」 …などとわざわざ難易度の跳ね上がるドリフトボートからの「 キャスティング 」を強行するのは個人の自由である。  しかしながら…   流れるボートからのキャスティングで本流筋の川底に潜むランカーをルアーで狙うというのは実は…  とんでもなくテクニカルな釣りなのだということを誰しも知っておいた方がいい。 実際のところKAMUYの現在の会員の中でドリフトボートからの流水キャスティングでコンスタントに手堅く「 釣りになる 」 のは田中コーセーただ一人である。。  黙ってドリフトで引いていれば良い魚がフルオートに釣れるものをわざわざキャスティングに変えた瞬間にそれは途端に「 合理性 」を失うのである。  結果的にキャスティングをした人だけがボウズになり、ボートの後ろで素直にインスタントにドリフトしていたものだけがグッドサイズの釣果に大喜び…   キャスティングした本人は同行者のみている前で「 大恥 」をかいてしまうということを…   ガイドの僕は毎年毎年これでもかというくらいに見せられて大変なのである。。。。(コレ、、 ほんと毎度毎度プライベートでもファミリーでも恒例のこととなっている。 )   川でのドリフトボートはキャスティングするならばそれはインスタントではなく「 極端なテクニカル 」 になるということをみんなよ〜〜く覚えておくこと!!    

ロッドはドリフトなので5フィート。  インスタントでは人数は3名までが快適。

◆インスタント・キャンプ

◆インスタント・キャンプ

 

時期の目安: 6月中旬〜7月末ごろまで

 

2026年から正式のメニューアップとなったインスタント・キャンプ。  実際のところ…  おすすめ度は高い!  というのもほとんどの人が「 できる 」 上にそれなりの釣果も出やすいのがこれ。   内容は初心者むけの釣りアンドキャンプ体験。  一泊2日でテントもしくは車中泊となるが、ヒグマが心配な人は車中泊もしくは旅館に帰るという方式。   基本的には夕方と早朝の釣りの時間帯に合わせての行動になる。  キャンプそのものは「できなくても」成立する。  基本的にはガイドになんでもお任せで良い。  極限に自信がない人なら近くに旅館を手配してそこに戻れば良いだろうし、それでも釣りはできるということに変わりはない。  「なんちゃってエクストリーム」との相性は抜群に良い。   当然だがキャンプなので悪天候の場合にはキャンプそのものは流れる。  これも広義には5〜9月の比較的暖かい時期での「 ニセコ・積丹エリア限定のインスタント系メニュー 」  …のひとつととらえておくのが良いだろう。  

 

このインスタントキャンプだが、真夏の気温急上昇には実によく追随する。   そも、気温が上がりすぎる傾向のある昨今では6月以降の日中の時間帯に屋外の炎天下で活動すること自体がハードルが上がってきている。 釣りは夕方と翌日の早朝の2タイミングにまとめるのが実は時間的に都合が良い。。  というのもとりわけ6月とか7月というのは夜間の時間が一年で最も「短い」からなのだ。 夕方8時頃まで釣りをしたらば、、 あとわずか7時間ほどを焚き火や仮眠などして釣り場でそのまま過ごせばまた早朝3時頃からすぐにベストタイミングの釣りができるというわけ。   これ、反対に早朝と夕方のセットとすると朝は7時ころから夕方は17時頃まで 実に10時間以上も「 暑くて釣れない時間 」 を過ごさねばならない。  というわけで夕方から早朝までを1セッションとして気温的に快適な夜を跨いでの釣りとするのが本当に「 賢い 」 やり方である。     

 

実際の行動タイムテーブルはこんな感じ…    

 

初日昼ごろ。 指定場所に集合。 ゆっくりとテント設営や寝床のセッティング、、 時間に余裕があれば「なんちゃってエクストリーム」などのアクティビティを楽しむ。。

16時ごろから釣り開始。 20時ごろまで魚の活性が高い。

19時頃からキャンプサイトでは焚き火が始まり…   キャンプ料理などを楽しむ。

21時ごろからだいたい寝る。

早朝2時頃に自然と起床し、コーヒーを淹れて釣りの準備。。

3時頃から釣り。

8時頃からは焚き火で朝食。

9時頃に釣りは大体終了。 暑くなってくるので泳ぐ系のアクティビティが楽しい。

12時ごろ。 テント撤収して終了。

 

つまり、昼〜昼 という活動時間になるため、釣り、キャンプ、などのアウトドア初心者でもハードル低い。

 

インスタント・キャンプはあらゆる天候などの予測不能な要素に対して柔軟に対応して幅広く動けて高い釣果を出すことのできるパッケージプランの候補の一つとして機能する。 

悪天候の代替候補として上がるのがドリフトもしくはオフショア。  宿泊はニセコにあらかじめ取っておくのが良いが、さらに入念に計画するならば、同時に十勝方面のドリフトだとか場合によっては金山ダムのイトウも有望な代替候補となる。  そのために必要なことはまず!   空港は新千歳空港一択。   宿泊は直前までは予約せずに天候判断を待つのが正解。  基本的にはガイドに相談しながら計画すると良い。

◆知床エクスペディション・カラフトマス・ドリーバーデン

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「 いとうさん 」  その名も実にイトウさんというわけで2020年の秋に道北のイトウ1点狙いでKAMUYに来たのがキッカケのいとうさん。。   いわゆる「 祭りに間に合わなかった組 」のいとうさんなのだけども…    凄まじいほどの悪天候遭遇率を道北で発揮したことによって一躍ガイドから一目置かれスターダム、、を駆け上がったという経緯をもつ。。   時は2020年秋。 僕がいとうさんと初対面した時の僕の第一声は…  「  いとうさん!!  ようこそ道北へ!!  鬼滅の刃観に映画館に行きましょう! 明日も、そして明後日も!! それしかやれることがない!!  」   いとうさんは更にその後2週間後に再び道北を訪れるも…    「 いとうさん!!  申し訳ないですが! また鬼滅の刃観に行きましょう!!  それしかない!!」   …もはやそれは伝説の道北湿原河川釣行となっているのです。    ちなみに現在のいとうさんは…  完全に秘めたる素質を発揮して、、 若者達のリーダーとしてKAMUY海外釣行シリーズの最前線で大活躍中。     いとうさんの適性は… インスタントでもエクストリームでもテクニカルでもない、、  もっともっと遥かにハイレベルなものだった。     若い子達から慕われるいとうさんでした。

◆知床エクスペディション・カラフトマス・ドリーバーデン

 

時期の目安:8月20日〜8月31日まで

 

知床半島の先端部にプレジャー貸切で挑むプライベート感マックスのプログラム。  原始の北海道の様相がインスタントで体験できる数少ない釣行メニューの一つなので余裕のある人は絶対に経験したほうが良いものだ。  少々のハードルがあり、申し込みの時期は直前だとダメ。   最低でも2ヶ月前までには確定しておかないと国立公園への立ち入りと漁港の使用申請などの手続きが間に合わなくなる。 適合時期も10日間程度と極めて短い。   海が荒れた場合の代替はやはり原始河川でのオショロコマの釣りが圧倒的な魚影のために面白い。   これ自体はインスタント系として紹介されているが…   この知床エクスペディションには隠された追加要素バリエーションがある。。   「 エクストリーム系 」である。    半島先端部の人跡未踏の静かな渓流の流れ込む湾内に上陸を敢行するというもの!  これはエクストリーム系、山岳渓流レベル5をクリアした人だけにアンロックすることにしている。 沿岸で待機するボートと無線でやりとりをして、上陸隊はヒグマの巣窟の真っ只中での日本最強の超秘境地帯での原始河川での釣りとなる。。。     半島先端部の渓流には北海道でもここだけに生息すると言われるオショロコマの「 降海型 」がいると昔から言われているのだが…    まだ誰もそこまでいける目処は立っていないし…   もしかするとそのうち池田さんあたりが…    先陣を切って突撃隊を組織してくれるかもしれない。。。   期待しよう。   

 

インスタントではロッドは9フィートがおすすめ。 人数は3人くらいまでが限界。

◆オホーツク・チャム・スーパー3day
 

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◆オホーツク・チャム・スーパー3day

 

時期の目安:9月1日〜9月3日

 

今や北海道でチャムサーモンをインスタント感覚で釣ろうとするならここしかないだろう。  適合時期がKAMUY全メニューの中で最も短いピンポイント。   予約は早い者勝ち必至である。  2024年は未曾有のサケ不漁であったにもかかわらず、やはりこのタイミングだけは釣りになっていた。   相対的に考えるならやはりここは外せない。 魚体のクオリティは全北海道の中で最高。 オホーツクのチャムは文句なしに他のどの地域よりも大きくクオリティが高い。   2025年も僕は行きたい。 この釣行の何が特筆すべきものかというと…  「 天気に対して最強クラスの手堅さ 」  ということを挙げないわけにはいかない。 岸よりサーモン…  それも3日間のこのタイミングの岸よりは沿岸定置網の免許更新のための定期的で人為的な理由である。 すなわちどれだけ天気が荒れようとも海岸に立つことさえできれば極めて高確率でこの釣りは成立するのである。  実際のところ経験の豊富なKAMUY会員ほど天候不良による洗礼を浴びたイタ〜い経験を有している。。 トラウマとなってしまっている人だっているはずで…   そんな人にとってサーモン系の釣りは何よりも釣行前に心安らぐ安心感をくれるものであり、サーモン系を中心に計画するという手堅いことこの上なしの遠征計画テクニックを今後は無視できないはずである。       ちなみにインスタントではないが近くにエクストリームのかなりCP値の高い「スティールヘッド」の釣りがあり、それと合わせることのできる人にとってこの釣りは俄然として超マスト・タイミングの釣りであることが確定している。おそらくはこのチャム3DAY単体の魅力よりもこの時期のエクストリームのスティールヘッドの悪天候時の保険としての価値が高いと受け取られるに違いない。  オホーツクのサーモン・フェスティバルとは微妙にタイミングがずれるので3DAYとしては合わせることはできないが、 実際にこの3DAYが終わっても沖の網は入るがチャムは継続的に岸よりしてくる。  2024はむしろ9月中旬過ぎからの方が数が上がっていた模様。  だがあくまでもそれは2024だけかもしれない。。    それとやはりテクニカル系になってはしまうが、、2025は沖のハリバットとオオカミウオへのチャレンジテストもあるのでそれと合わせて考えても魅力。  もし3DAYにこのハリバット(オヒョウ)とオオカミウオをさらに合わせることが実証できたならこの釣りタイミングはKAMUY全メニューの中でも間違いなく5本の指に入る人気タイミングとなるんじゃないだろうか。。

チャムのロッドは12フィート。 人数は何人でも良い。   宿泊は紋別か枝幸。  今のところは枝幸の方が釣り場までのアクセスは優秀か。。

◆金山ダム・イトウ 
 

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焦らず騒がず。  常にどっしりと構えて決定的な瞬間だけは逃さない。。    そういうスタイルが自然と身についている鎌田さん。   インスタント系ではこういうメンタル的な部分は結構大事。 何せ基本は相手任せの「 確率 」の釣りなのだからいくら自分だけがあがいたところでどうにかなるものではないからだ。    結果を焦って手を替え品を替えやったところで…  空回りするだけである。   普段からやっている沖のクロマグロの釣りから身についたものなのか、それとも元来そうした性分なのか。。  鎌田さんはそうした「 漢タイプ 」  このイトウの釣りにはそういうところがバッチリあっている。   今後のお付き合いから鎌田さんのどういう「素質」 が見えてくるのか…   ガイドの僕はそういう部分を楽しんでたりもする。   

 

キャラクターこそ違えど…  鎌田さんは塚本さんと同じ”インスタント系”への好相性がまず見えております。

◆金山ダム・イトウ キャスティング

 

時期の目安:6月下旬〜7月末  10月中旬〜11月中旬

 

イトウ1点狙いでインスタントな釣りを求めた場合には現時点での最適解はこれ。  数々のランカーサイズの実績がある。  最も釣果が集中しているのは10月の中旬から末にかけてだが別に11月がだめということはなく、むしろ確実にイトウが浅場に入ってキャスティングの射程距離に入るのは遅いほどいい。   ただし!   遅くなるほどに天候のリスクもあるからそこはギャンブル。  正直いってイトウ狙い、それもそこそこのサイズに絞った場合には賭けは避けては通れないのである。  イトウは特に憧れる人が多く、なんとしても釣りたい! というニーズがあるのはわかるが、甘くはない。  だからこそ、釣った人が輝く。     ちなみに意外にも7月が気候的に狙いやすかったりもする。。。   …あんまり誰も僕のいうこと聞いてくれないけどw     代替はここの場合にはそもそもリザーバーなので悪天候に対してはかなり強い。  イトウを1点狙いできる釣りの中では実はこれは…   特筆すべき優秀なこと!!  なんでって?  道北の湿原河川で今までどれだけの人がわざわざ北海道にまでイトウを釣りに来て …  悪天候に祟られて何も出来ずに涙を呑んで帰っていったのかを考えるとよい。   「 某いとうさん 」 に言わせれば…    「 イトウに挑んだけれど釣れなかったとか小さいのしか出なかったとかみんな文句言ってるけどさ!   そんなのまだ全然マシ!  幸せだよ、釣りはできてるもん!  僕なんてボートにすら乗れなかったんだから…    」      …あとは本人から直接聞いてほしい。   ちなみにそんなのはいとうさんだけじゃあないことも付け加えておく。。 道北の秋はホント半端ない。それに比べたらこの「 金山ダム湖 」のイトウ釣りのなんと安定していることか!    大体にしてそもそもイトウ1点狙いの人に代替の釣りなんてその時になって勧めても気が乗らないだろう。。  …というわけでイトウ狙いは潔く腹を据えて賭けるべし!  「 数うちゃそのうち当たるんですよ 」  …というのが釣った人、、輝く先輩たちのお言葉ですよ。   よく…   「 なんで釣れないんだろう何がいけないんだ…?? 」  …とものすご〜〜く悩む人が時々いるけれど、、   うん。 あんまりサカナのことで悩んでるとハゲるよw   

ロッドは7フィート。  人数は2人までが快適。   宿泊はフェアフィールド。 

◆道北・イトウ&サクラマス   インスタント・ドリフト初夏
 

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大型のイトウ1点狙いで足掛け3年釣行している寺西くん。  寺西くんがうちに来始めたタイミングが、、 2019年よりも後になってからという…    いわゆる「 祭りに間に合わなかった組 」 。  道北の湿原河川のインスタント・パターンでは2019年以降はひどい不漁の状態が続いている。  一番最後にこの道北湿原河川でボートによるインスタントな良い状態の釣りをしたのは2018年秋のお客さん達となった。  その後、現在ではエクストリーム系の特殊なパターンが残っているものの、レベルが3以上となり…   それはすなわちイトウ1点狙いの人にとってはハードルが高いものとなっているがその理由はイトウ1点狙いの釣りだけでは、山岳渓流レベルが上げられないからである。   2025年の7月にイトウ1点狙いの「 テクニカル系 」 金山ダムでのレイクジギングがテスト予定されている。。  イトウ1点狙いの人はこちらにも注目してみるといいだろう。

◆道北・イトウ&サクラマス   インスタント・ドリフト初夏

 

時期の目安:5月中旬〜6月中旬

 

春の道北湿原河川でのイトウ狙いは依然としてここ。  だがしかし、資源量は依然として回復していない。  2024はそれでも複数のヒットとキャッチはあった。  外道のサクラマスは雨のタイミング次第で面白くなる。  ただサイズは明らかに積丹の方が上なのでやはりサブ扱い。   むしろ2025からはエクストリームlv3になってしまうがCP値の高い「 スティールヘッド 」の存在に意識が向く。。。  道北の湿原河川にも実はボートではなくバイクを利用したスペシャルなイトウのパターンがあるのだが、バイク利用ということはすなわちインスタントではないわけでそれはもうエクストリームのはなし。。   スティール合わせでやるならば宿泊は枝幸。   稚内に拠点を戻せる日は来るのだろうか??    ロッドはアルミなら5フィート。  人数は2人まで。

◆道北・イトウ&アメマス    インスタント・ドリフト秋
 

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やはり大型のイトウ1点狙いで足掛け4年間通い詰めた横田さん。 2019年以降からKAMUYにイトウ狙いで来はじめた「 祭りに間に合わなかった組 」のうちの1人としては成功を手にした人でもある。  いちばん最初はこの道北。 次年度からは金山ダムに変えて…    3年目の金山で…     念願の「 そこそこのサイズ感のイトウ 」 をキャッチ達成となった。  ズ~っとイトウ1点狙いだったので横田さんの適性に関しては未だに確信が持てていないが…   少なくともこのインスタント系のイトウ狙いを足掛け4年間やり続けることができたあたり…   インスタント系は良かったのだと思う。   実際、イトウで悩む会員は多い。。。  それはこれからも続くと思う。

◆道北・イトウ&アメマス    インスタント・ドリフト秋

 

時期の目安:10月下旬〜11月中旬

 

秋の道北湿原河川も春と同じ。  外道がサクラからアメマスに変わるだけだ。  意識は当然スティールに向くが…    そっちはエクストリームLV3なのでやれる人を選ぶ仕様。。。   やはりできないよりもできることは多いほどなんでも有利。   もしやれるならばちゃんと夏の間に山岳レベルを上げておこう。   インスタント限定の人にとってはここ最近は何かと受難が続いている。  ロッドはアルミなので5フィート。  人数は2人まで。

◆十勝レインボー/インスタント・ドリフト
 

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◆十勝レインボー/インスタント・ドリフト

 

時期の目安:6月下旬〜11月中旬

 

インスタント系限定 (…とならざるをえない人が多い)  の人にとって久しぶりに入ってきた朗報!   名流「 十勝川 」 復活の兆し。。。   ターゲットは本流ニジマス。 最高のタイミングは7月に入ったらすぐ、というのは変わっていないのだろう。 尻別とおおむね同じである。 元々中流の千代田堰堤から上流側はニジマスのパラダイスだった十勝川。   インスタントのスピーディなドリフトでさえも1日では流しきれないスケールが魅力。  全部にルアーを通そうと思えば最低でも3日はいる。  ただし、ここもやはり大本流なので…   もうわかってるとは思うが雨の不遇なタイミングに当たると丸ごとダメ。やれることなんもなし。。   となってしまう場所。  もし十勝川のドリフトを計画するのであれば直前で全く別の場所にチェンジできるような計画の仕方が必須!!   これすごく大事なので覚えておいてほしい。   つまり帯広空港にしちゃダメ! & 宿泊もキャンセルできる宿にしなきゃ絶対だめってこと。  新千歳空港アンドキャンセルできる宿。  これ死ぬほど覚えておいてほしい。 ニセコ尻別川がインスタントとしては最強の代替候補となる。 インスタントが好きな人は何よりも今後、尻別川と十勝川はセットで考えよう。 十勝は天気の保険に尻別との合わせ技でCP値高し!   

尻別でも書いたが…    ドリフトボートなのでインスタントに黙って「 引っ張る 」のが最も真価を発揮する釣り方。  くれぐれもわざわざ難易度の跳ね上がる「 キャスティング 」  を行うことには慎重な判断をした方がよい。    ドリフトは素直に大人しく川底をスピーディ・合理的にフルオート・フィッシングして楽しむのが何よりも良いってことである。キャスティングで釣って人々に自慢したいのであれば…   (それが自慢になるとでも思っているのであれば)  初めから「 テクニカル 」のカテゴリを選んで正々堂々と挑むと良い。  十勝川は全体的に水深も深くて流れも重たい。 はっきり言ってドリフト・インスタントが超有効な川なのである。   ガイドの僕としては圧倒的に大型の出る確率の高いドリフト・インスタントをここでこそやるべきと思う。 十勝は昔から本流大型ニジマスのメッカ。  陸っぱりの手の届かない流心の底を隅々までぜーんぶルアーを通してこそのKAMUYの釣りだと思っている。

 

ロッドは5フィートか十勝ならば7フィートもアリ。 人数はインスタントならば3人まで。

エクストリーム

◼︎エクストリーム系  Extream-Caegory

EXTREAM

エクストリーム系   「 とにかく体を動かして自分だけの”パラダイス”を発見・探訪することが楽しくてしょうがないという人向け  」 

 

前人未到のパラダイス…   未だかつて誰もそこにルアーを投げ入れたことなどないような深山幽谷の奥深くは日本の渓流釣り師ならば誰もが憧れるものです。 普通では到達できないようなそうした場所にありとあらゆる手段を使って到達することに喜びを感じる人にはまさにうってつけ。   そうした場所のターゲットたちは当然ながら目を見張るような特大サイズが当たり前のように大場所のど真ん中に鎮座し、一発でルアーに対してアグレッシブな反応をしてくる…    ここでは信じられないくらいに大きなトラウトがまるで小さなイワナやヤマメのように簡単にヒットします。。   まさに理想郷の様相です。

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スレていない魚…   それもデカいやつを求めて山奥へと分入っていく。  時に必要ならば泳ぐし、崖を登ったり転がり落ちるように下降したり…    しまいにはモトクロッサーで爆走したり山奥でキャンプしちゃったりと、、 エクストリーム系はとにかくアクティブ!   当然ながら求められるのは「 体力 」   塚本さんは性格の適性こそインスタントながらその職業柄なのか、恵まれた体躯。。  体力のある人にとってはこのエクストリーム系はインスタント系以上にインスタントなくらい、、圧倒的にこういうとこの魚はすぐに釣れる。。  それもデカいのがね。。

​YUJI  IKEDA 

エクストリーム系の代表的なエースプレイヤー  「 池田さん 」

 

日頃からのジム通いによって急勾配の荒れたトレイルを顔色ひとつかえずに歩く鍛え上げられた心肺能力の持ち主。  さらには… 暴れるモトクロッサーを巧みにバランスで乗りこなすライディングスキルも持ち合わせています。   まさにこの人はエクストリーム系の代表プレイヤーですね。  ( 泳ぐのはチョット…  おっかなびっくりでしたがw  いいのいいの!w)    エクストリーム系の釣りではこうしたフィジカル面で大きな強みを持つ人が結果に繋げやすいシチュエーションとなっています。 前人未到の奥地へと突き進むほどに! …「 そんなデカいのがそんなにいとも簡単に釣れちゃうんだ…  ずるいわ~ 」   とインスタントやテクニカルの人々を驚かせることでしょう!

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こんな人には…  エクストリーム系があっている。

 

登山が好きな人、泳ぐことが得意な人、バイクに乗るのが趣味の人、ロッククライミングをやっている人、、  中でも特に登山は必須の適性。  筋力ではなく心肺能力の高さはこのエクストリーム系をこなすには絶対必要不可欠の要素となっています。  とにかく、体を動かすことがイヤじゃないということが大前提。    極端に言えば…   体さえ動かしていられるのであればむしろ釣りなんて2の次でいいよ、というくらい運動することに対しての喜びを感じられるタイプの人にうってつけなのです。 ちなみにですが…  バイクに乗れるだけじゃぁ残念ながらエクストリームはダメ。。  やはり大事なのは強靭な体力の方なのです。特に心肺能力。 長距離走ですね。    実際には多くの釣り人がこのジレンマに直面しており、そういうパラダイスのような場所に行きたい欲求の強い人ほど運動が面倒で嫌いな人が多いという現実は…    なんとも皮肉なものです。  「 気持ちだけエクストリーム 」 …なおじさんたちはw   うん! 我慢してインスタントを選びましょう。 もしくは麓でバイクだけ乗りましょうね!    ゆえに!  エクストリームに適性のあるとガイドに言われた人たちはどんどんこのエクストリームに積極的にトライし、「 山岳レベル 」を上げていきましょう。   選択の幅が圧倒的に広がる、釣り人ならば誰しもが憧れの領域なんですよ! 

◼︎エクストリーム系  メニュー解説

◆サクラマスの聖域   LV2/バイクラン
 

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上田さんの「 適性 」  は明らかに「 エクストリーム系 」   エクストリーム系の指向は日本の渓流釣り師の原点…  「パラダイス」を求めるものだからです。   オマケに上田さんて実は運動神経抜群。  バイクもあっさりと綺麗に乗りこなしちゃいます。  普段からサーフィンを趣味にしてるんだそうで、、ハイ! やっぱりそういうことね!  ていう感じ。    相方の塚本さんが実はインスタント系なのに実際にはエクストリームの方をガンガンやってて…  (若い息子たちに合わせてるのが理由かな)   反対に上田さんは完全にエクストリーム向きの素質なんだけど今のところインスタント系ばっかりやってるという ( もしかすると… 塚本さんに合わせてあげてるのかもw 先輩だから。 )  、、この関西の2人はそれぞれに今のとこ適性ではチグハグな状態w     

◆サクラマスの聖域   LV2/バイクラン

 

時期の目安:5月中旬〜7月下旬

 

ニセコ/積丹エリアにありながら、なかなかにハードコアな内容のエクストリーム釣行となるのがこれ。  モトクロッサーによる10キロオーバーのダートランの後のレベル2相当の歩きでの釣りとなる。 川自体は荘厳なりし「 聖域 」そのもの。  ここでのメインターゲットはサクラマス。  エクストリーム系として当然だが、驚くほど素直にルアーにアタックしてくる釣りとなっている。  ポイント自体もわかりやすい釜のプールで青々と澄んだ水を讃えているが…   ウジャウジャと巨大な魚影が横たわっているのを見るのは壮観だ。  …オマケにそれらがルアーにヤマメのように突進してくるのだから…

これこそが「 エクストリーム系 」 の醍醐味といった良いメニューとなっている。 5月のうちは他にも近いところにもっと安易にサクラマスの釣れるインスタント系もあるから多少はここの存在意義も薄れるが、真骨頂は6月以降…  特に7月に入ってからだろうか。  レベル1を卒業して レベル2のスキルログを積む上でモトクロッサーを重点的に使えるここは使い勝手も良い。 装備は全身ずぶ濡れになることは当たり前の想定となるからきちんと用意すること。  そもそもエクストリーム系は装備不十分だとガイドは催行しない。    ここの代替プランを考えてゆくと…  まず6月と7月であればテクニカル系となるが「 初夏の4大テクニカル 」 および、「 真夏の4大テクニカル 」 の時期で場所も近く、川よりも天候に対して安定感の高い海がこの場合にはよいのでそこが真っ先に候補に上がることが多い。  テクニカル系は釣りそのものの難度が高いのでエクストリーム系の人との相性は微妙だが、エクストリーム系でもテクニカルな要素を求められてくる複合的なケースだって少なくないから、やっておいて絶対に損はない。 悪天候の代替としてなら良いのではないだろうか? 

ロッドは5フィート。  人数は2人まで

◆山岳渓流の陸封蝦夷イワナ        LV1
 

2023年にはインスタント系のドリフト。 そして2024年にはエクストリーム系の山岳渓流&モトクロッサーと…  来ている鷲見さん。  今の時点ではおそらくインスタント系の釣果にコミットする威力が印象に残ったのじゃないだろうか?  今後に数をこなしてゆけばゆくほどに、それはますますわかってくると思う。  エクストリーム系もテクニカル系も決してインスタントの「 上位互換 」ではないということである。  むしろ、、 考えようによっては逆。  インスタント系だけやって結果を着実に重ねてゆくことがあっている人からしてみたら…   「なんでわざわざお金を払ってまで、釣れにくい難しいキツいことやるの?? 」…て言われちゃうかもしれないw           でもね!     エクストリーム系やテクニカル系には「 釣りが好きである原点の欲求に触れる 」  部分があるんです。   結果を残すだけが釣りの楽しみじゃあないってことね。    釣りは「趣味」なんです。     …ていうことの意味がこの時の鷲見さんは実感できたんじゃないだろうか?   山奥深くへと分け入って、、青い淵の底に累々たる巨大魚の群れを見つけた時のココロの踊るコト!    エクストリームのプレイヤー達はこれがたまらないのです。。 

◆山岳渓流の陸封蝦夷イワナ        LV1

 

時期の目安:6月はじめごろ〜7月下旬

 

山岳渓流シリーズの登竜門ともなるレベル1の正しき入口はここ。  荒れてゴツゴツとした落差渓流をポンポンと軽快に釣り登ってゆき…   限られたキャスティングスペースの中でロッドをうま~く使ってイワナをテンポ良く釣ってゆく定番なスタイルだが…    釣れ方とサイズはKAMUYグレードで尺はフツーに釣れる。   レベル1なので泳ぎやクライミングはなし。  シーズン的に6~7月がホントに良い時期。   …短いね。    1年のうちでもこんな短い時期にこの先エクストリーム系のレベルアップをかけて挑む必要がある。  まだ特殊装備は必要ないが、それでも普段からそういうことをやっていて装備を持っているのであれば、どんどん持ち込んで構わない。   ロッドは当然5フィート。  エクストリーム系はこの後もほとんど全ての釣りをこの5フィートのパックULだけに絞ってシンプルに。ゴテゴテと体に釣具を身に纏って普段から釣りをやっているスタイルの人は考えを根本から変える必要が出てくる…  早いうちから装備をシンプルに絞ったスタイルに慣らしてゆくと良い。  徹底した軽量化を実現するために1つのルアーでいくつもの使い方ができるような釣りのやり方にしてゆく…  という方向性がエクストリーム系では必須となる。 最も荷物の中で軽量化できるのは他ならぬ釣具を極限に減らすことなのである。  予備のリールだのロッドだのルアーだの…   そんなものを潤沢に持っていけるなどと考えているならば…   それは経験のない「 シロウト考え 」であることもこの先の経験で身にしみてわかると思う。 ここからのレベル1、そしてレベル2での釣行によって将来に高レベルの本格的なエクストリーム釣行に必要な素養を無理なく自然に身につけてゆくのが山岳渓流レベル制度の目的でもある。    ここの悪天候の時の代替としてもやはり6月と7月というタイミングを考えると、、 「 初夏の4大テクニカル 」及び 「 真夏の4大テクニカル 」 とセットに考えるのが良いだろう。 エクストリーム系とは系統が違うが、エクストリームでもテクニカル的な要素があればそれはもう「 鬼に金棒 」状態なのは言うまでもない。  人数は歩きなので何人でも可。

◆山岳渓流の大型トラウト全般      LV1-2
 

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明らかにエクストリーム系適性がはっきりしている中川シン君。 走ろうが、崖を這い上がろうが、魚のためならぜんぜんそういうことが苦にならないというのは彼らくらいに年齢が若ければ誰もが「 どうということはない 」  …のだが。。    ここに差が出始めてくるのは40歳を超えるあたりから。。   日頃から体を動かしている人とそうでない人の差がどんどんついてくるのである。 ちなみに 池田さんや上田さんなどは自分よりも年齢が上になるが、体力に関しては僕よりも上なんじゃないかと思う。  オトコ50代、、そして60代と。。。 仕事でもプライベートでも充実させることのできている人たちって…  素晴らしいと思う。

パラダイスを求めて登るのが楽しくてサイコーです!   …という気質の小山医師。   釣りは釣れてなんぼ!  という「 結果至上主義的 」な思考傾向があるので、純粋な適性としてはインスタント系が向くと思うが…   そこは、まだ30代と若さがあるうちは気持ちが当然「 エクストリーム系 」に向くのが自然。   そもそもエクストリーム系というのは日本の源流釣り師の原点的な指向性なのだ。  このタイプに当てはまる人たちはエクストリームを主軸にしながら、インスタント系からは結局のところは天気やサカナの気持ち次第っていう「 真理 」の部分や、テクニカル系から学べる状況に即応してゆく柔軟かつ高度なテクニックの両面も併せて総合的に実力を底上げしてゆくと良い。   ちなみに…  小山医師。。 僕と同じなんだよw   

◆山岳渓流の大型トラウト全般      LV1-2

 

時期の目安:6月中旬〜11月初旬くらいまで

 

6月中旬以降からはエクストリーム系が一気に花開く季節。   多彩なレベル1~2を十分な数をこなして釣りを楽しみながら、「 山岳渓流スキルログ 」 を積み重ね、 まずは3段階目の「レベル3」 への到達アンロックを目指すことになる。 レベル2では基本的な登攀行動と函地形の泳いでの突破、ルートファインディングを身につけてゆく。  ターゲットの方はレベル2からは一気に大型化。   時に遡上系アメマス、サクラマス、ニジマスの渓流とは思えないサイズのヒットがある。   レベル2から必須になる装備はまず、 「 コーカースのウェーディングブーツ 」  「 上下のファイントラック沢登り専用ウェア 」  「 完全防水されたバックパック 」  この3つ。   あとはパックロッドをスピーディに展開するためのロッドホルスターがあると良い。   場合によっては早めにオフロードバイクの講習日としたりするのも可能。 いずれにせよエクストリーム系は…  知識を仕入れただけではレベルは上げられない。 実際に数をこなしてゆく中で自然に行動に慣らしていくことが必要なので、逆に言えばやる前からあまり心配ばかりする必要もない。  ロッドは5フィート。 人数はバイクも考えるならば2名まで。   3名からはバイクの台数が足りないためやれること、行ける場所に著しく制限が出てしまうから注意されたし。    代替はやはり6月ならば「 初夏の4大テクニカル 」  7月8月ならば「 真夏の4大テクニカル 」 で決まりだろう。  悪天候の代替としてはちょうど良い。

◆高レベル山岳渓流 4&5 適期   LV4-5
 

ガイドの僕としても「 自己最高記録 」となる…   渓流での81cm。。。    いわゆる”ハチマル超え”    …山岳渓流レベル5 ”エンシェント”での2024年の釣果。  とんでもないデカさなのはもちろんだけども…   何がすごいって、こんなのがウジャウジャいてるのである。  しかも…   簡単に釣れる。。    エクストリーム系は極めると最終的にこうした釣りになるのだが、、だからみんな目指すのだ。。

◆高レベル山岳渓流 4&5 適期   LV4-5

 

時期の目安:6月下旬〜7月中旬

 

エクストリーム系の最高峰。 現在レベル4&5はこの時期にほとんど制限されていると言っても良い。   山上の桃源郷を目指す人はこのタイミングに全てを調整する必要がある。  当然だがこの時点でレベル4以上に到達アンロックしていることが挑戦を許可される条件になっているので、前の年度からの積み重ねが必要なことはいうまでもないだろう。   レベル4では山中泊。 すなわちキャンプとなる。  荷物の重量は最低でも10キロ。 それくらいの荷物を背負ってのレベル4での1日の歩行距離は20キロを超えることもある。 余談になるがカナダや北欧、ニュージーランドなどのトレック&フィッシングガイドのトリップでもこれくらいの内容のものが一般的である。 将来そうした海外のガイドフィッシングへの参加も考えているならばKAMUYのエクストリーム・レベル4くらいはやっておいた方が良いのは言うまでもない。   山岳レベル4にまで達するプレイヤーならば…   ここまでの十分な経験の積み重ねで装備は必要最低限に絞られているはずだし、山中での行動にもだいぶ慣れて余裕があるはずである。。   文明から完全に隔離されてのトラウトパラダイスで過ごす経験は一生涯忘れられないものとなるのは間違いなし。    こんな小さな渓流なのに…  70~80センチの無垢なトラウトが群れ泳いでいる。。。。     それもいくらでも。。。   世界クラスのフィールドを釣ることのできる機会はそうあるものではない。。。   人数は制限なしだが全員がそれぞれにレベル4以上をアンロックしている必要があることに注意。   また、複合的にバイクを使うパターンもあるためガイドと相談してほしい。  レベル4以上は山中泊でキャンプを想定しているため、天候待ちのための待機予備日も必ず必要となる。  このため日程は最低でも飛行機などの移動日を含めずに丸4日は必要。  リスクも小さくはないので、ゆめゆめ侮ることのないように。。。   ちなみにエクストリームもレベル4とか5くらいの高レベルになると、代替の釣りなんかで疲弊するわけにもいかなくなってくる。   海から選ぶという意味では時期的にテクニカル系から豊富なタイミングではあるけれども…  まぁその後の本命のアタックに備えて余計な体力を消耗してしまわぬようごく短時間で近場で済ますのが良いと思う。

◆道南陸封型サクラマス・大型ヤマメ     LV2〜LV3
 

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何やらいろんなものを「 バランス良く 」こなしてきそうな珍しいタイプの田中さん。。   エクストリームレベル1〜2での行動はスムーズだし…   2023年の春にはテクニカルなフライのスイングなんかもこなしちゃってたし…   2024年の真夏の数日を一緒に過ごしただけで、田中さんはあっという間に山岳渓流レベル3に到達してました。      う〜〜ん。。。   秘めたるものを…  静かに、静かに、、、   持ってるよ。  この人は。。  

◆道南陸封型サクラマス・大型ヤマメ     LV2〜LV3

 

時期の目安:7月下旬〜9月上旬

 

7月下旬あたりから台風の増水などに乗っかってサクラマスの上流への遡上が活発化してくる。 それに混ざって陸封型の良型も遡上するので狙いがつけやすくなるという算段。 実際にはとりわけ陸封のみに限るのではなく、サクラマスもあわせて渓流域で釣っていくことになるのだが、なんせこの時期の個体の色彩が美しいので…   こうしてメニュー化されているというわけ。  山岳レベルとしては2までが中心だができる人はバイクの機動力を使ってLV3クラスに探訪するのも良いもの。   ロッドは5フィート。 人数はバイクも考えるならば2名まで。   3名からはバイクの台数が足りないためやれること、行ける場所に著しく制限が出てしまう点には注意。   悪天候の代替プランは「 真夏の4大テクニカル 」   沖のクロマグロがシロウト受けが良いので人気がありそうだが…   ガイドの僕はイカの方にココロを常に惹かれている。。 

◆オホーツク・スティールヘッド/ バイクラン LV3
 

◆オホーツク・スティールヘッド/ バイクラン LV3

 

時期の目安:9月上旬〜11月中旬

 

海からの遡上個体のニジマス 「 スティールヘッド 」 を1点狙いの専門で、しかも高確率で良型を狙える数少ない貴重な釣行のうちのひとつ!  オホーツクの場合はLV3バイクランが必須スキルとなっている。  北海道のスティール自体はサイズにバラツキはあるものの…   大型は80センチ級がこのポイントではかなりの確率で遭遇。  イトウはもうそこそこのサイズのを釣ったから…   という人たちの多くが次に狙いを定めることの多い大型の野生ニジマスだが、そのハードルははっきり言って低くはない。  「 エクストリーム 」のカテゴリでこのスティールの1点狙いをいくのであれば、山岳渓流レベルをLV3まで上げることがまず必要になってくる。。 その上でさらにモトクロッサーを自在に扱える能力も必要。    オマケに…   ここの場合には釣り自体もテクニカル。  北海道で野生個体の大型ニジマスを高確率で…  というのはコレほどにハードルが高いものなのだと思い知らされる。   …実はイトウの方が簡単だってことを  …知ってました??  (北海道の地元アングラーの間ではそれは常識)  時期的にはおそらく通年行けるのだろうけども、あわせメニューを考えるならばとりあえず2025年度は夏以降〜初冬までと考えるのが良い。 早々に予約してチャムサーモンのスーパー3DAYと被せて予約できたらここはものすごくゴージャスでCP値が高いということになる。 9月1日以降のこのパターンでの悪天候代替は完全にチャムサーモンで決まり。 そもそもサーモンというのは極めて悪天候に対して成立確率が高いのである。 そして!10月以降であれば… 道北湿原河川のスペシャルポイントでのイトウが何より候補に上がってくるが…  10月中旬以降は何が怖いって…  天気がこわいw    やはり一等狙うべきタイミングは「 チャムスーパー3Day 」 周辺のタイミングなのはもう間違いないだろう。。 8月末〜9月5日のあたりだ。    その場合の宿泊地は枝幸か紋別。  紋別には腕のい〜い大将のいるお寿司屋さんがあるので…    迷うとこ。

 

ここのスティール。春にはテストを予定しています!  ロッドは5フィートか7フィート。  人数は2名までです。  3名以上はバイクがないので不可。   ちなみに…  2024年に池田さんがこれに挑戦しましたが、、  実際に自分でキャッチと至るのには3日かかりました。  ここはテクニカルな要素もあるからね、、 参考までに。  池田さんすごい!

◆オホーツク・スティール&イトウ 両狙い/バイクラン      LV3
 

◆オホーツク・スティール&イトウ 両狙い/バイクラン      LV3

 

時期の目安:10月中旬〜11月下旬

 

オホーツクのスティールヘッド・バイクランとさらにそこに加えて道北のスペシャル湿原河川バイクランを合わせメニューで設定できるタイミングがここ。  映像では塚本さんがこの道北スペシャル湿原河川で90センチくらいのイトウ釣っている。。  ここ最近の釣行モデルの中ではコレが群を抜いてゴージャス。 CP値の高いことこの上なし。  うまいこといけば…    イトウとスティールの一挙両捕りが達成できてしまうかもしれないわけで…      と言ってからなんだが、当然だがハードル低くはなし。   まず山岳レベルは最低LV3に到達してること。  それに加えてバイク。  でもってスティールはなかなかにテクニカル。  イトウだって金山とかのボート釣りと比べちゃいけません。  いろんな意味で総合的にKAMUYアングラーとしての「 完成度 」 を要求してくる。    さらにさらに…  (もうやめて)  この季節が… なんといっても厄介。  そう。  ひとたび天気が荒れちゃうと…   全部パァのやつだということ。。。 道北のこの季節は特に悪天候に見舞われた時の代替プランが限定的なのである。 恐ろしい…     道北のイトウで僕がいちばん忘れられない会員さんは…     「 いとうさん 」  同じ年に2回きて2回とも全部天気大荒れ。  いとうさんとはこの時に通算8日間を稚内で一緒にアニメのハナシしながら過ごしましたw    ロッドは5フィートか7フィート。 人数は2名までを厳守のこと。 山岳レベル3以上。    宿泊地はこの場合は枝幸。 

テクニカル

◼︎テクニカル系  Technical-Caegory

Technical

テクニカル系     「 自分で釣っているという実感が欲しい人向け 」 

 

たとえば…    荒い底根を根がかりを巧みに回避しながらスポットを狙うボトム系のジギング…  流水を読んで狙ったレンジに対して巧みなラインコントロールでルアーやフライを送り届けるような流水のキャスティングの釣り…  さらには自分自身が流水に乗って流れながら相対速度差をも意識して高度にそれを行う芸術のようなドリフトボート・キャスティング…  そうした極めて高度なフィッシング・タックルの操作センスを求められる釣りたちのコレクション。   エクストリームとは違いここでは体力はほとんど必要ありません! バイクなど乗らなくても問題なし! …純粋にロッドを操る「 テクニックとセンス 」だけで素晴らしい勝負をしてもらえるようになっていますよ!

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テクニカル系に属する代表的な釣り。 「 フライフィッシング・スペイ 」 習得には1000日を練習に費やす必要があると言われる。  これくらいの技量があればドリフトボートからのキャスティングなど高度な釣りも問題なくこなせるレベル。  技量をもって釣りに臨むなどと口で言うのは簡単だが。。。  誰にでもそうすぐにできるものではない。  ここから先の”テクニカル系”にもし挑むのであれば…   十分な練習もしくは経験を積んだ上で挑むのが良い。 

KOSEI TANAKA  

テクニカル系の代表的なエースプレイヤー  「 田中コーセー 」  

 

コーセーはそもそも山奥のパラダイスに行きたがりません。  なんでかと聞くと…   そんな危険な場所にわざわざ行かずとも一般のほとんどの釣り人が「釣れない」と最初から諦めてしまっているような魚でも自分自身の釣りのテクニックを持ってそうした気難しいターゲットを食わせることに楽しさを見出しているからです。 コーセーは現在KAMUY全会員の中でただ一人、ガイドの僕から「 上級者 」であることを認められているエースプレイヤーです。   テクニカル系の釣りメニューではそうした技量で食わせるタイプの釣りが目白押し。。。 プレイヤー本人の技量が高ければ高いほど!  「 イヤぁ…  やっぱそんなデカいの、釣る人はキッチリと釣っちゃうんだよなぁ。。。 僕らと一体何がどう違うんだろうね~??  わからんわぁ~ 」   …と、インスタントやエクストリームの人たちが驚くような釣果を出しやすい痛快なものです。 

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こんな人には… テクニカル系があっている。

 

基本的には、自分でルアーをキャスティングして自分でルアーを操作して釣りたい!    ボートで引っ張って釣らされているような釣り方では満足できない! …という「 自分でやりたい 」的な欲求の強い人には極論ですがこのテクニカル系があっているというかそれ以外に選択肢がないということになります。  しかしながら…   それには「 確たる釣りのテクニックが要る 」…という途轍もなく高いハードルがあることもまた避けて通ることのできない事実です。  まぁ別角度からのものの見方としては、、 みんなそうした高度な釣り方ができないからこそ「釣れない」 のであって、ガイドを雇おうという原動力にもなっているわけですからコレは仕方のないことなのだけども。。。

 

例えば… バーチカルジギング、中層の青物がジグの周りをうろついている微細な波動をも感知してトリッキーなアクションを仕掛けてフォールで食わせを誘発したり、特にボトムの地形や潮流をイメージして底にに開いた穴の中をも狙っていくような繊細な根魚狙いの釣りの得意な人。   陸っぱりのバスフィッシング、それもトップや巻物ではなく水中のストラクチャーをタイトに通したり繊細にボトムのハードポイントを感知しながらルアーを繊細に這わせるように扱うようなスタイルが得意な人。   フライフィッシング、それもドライフライではなく水中のニンフやウェットフライのコントロールを水流を利用したドリフトコントロールをレンジやスイングスピードなどを普段から意識しながら釣るのが得意な人。  要は「 水中のルアー・フライ操作の感覚 」 コレが何よりも大切なわけで、、  こうした感覚に日頃から慣れ親しんでいるような釣り人は割と苦労なくすんなりとテクニカル系の釣りをこなすことができます。   水中のテンションフリーの状態…   ゼロドラッグの状態ですね。。。   そこをどれだけ余裕を持ってコントロールすることとそれで釣ることに楽しみを見出しているかなんですが。。。   そうした人は最近では本当に少ないですね。      

正直に申し上げて、昨今のトラウト・ルアーフィッシングのプレイヤーたちはその多くが「 自称上級者とか自称中級者 」 …自分ではそれなりにうまいと思い込んでいる人がものすごく多く、、 そうした人たちが実際に現場での課題に直面させられた時に…     「 いやぁ〜〜  むずかしい、、  むずかしいですぅ〜  ハハハ…  」   と、照れくさそうにしている姿を見るのはガイドの現場ではもう毎度のこととなっています。。   僕からあえて言わせて貰えば、、  ゼロドラッグの水中コントロールの感覚がない人は全員が「 まだまだ初級者もしくは初心者 」 と言って良いかもです。

 

特にここ10年くらいのお客さんたちを見ていると…  ルアーを投げてリールを巻いて常時ラインテンションをかけた状態でルアーをただ泳がせるとか、ビシバシとトゥイッチングしてミノーイングばかりやっている…   要はそれしかルアーの使い方、、釣り方を知らないんですね。 (たぶん…  今までずっと我流でネットや雑誌を見てなんとなくマネしてやってきただけで、 現場の経験豊富なプロや本物のエキスパートから直々に指導を受けたことがないのだと思います。。もしくは単純に釣行の経験そのものが圧倒的に少ないか、、おそらくそれが多いでしょう。。 ) で、 いつでもワンパターンにそれしかやってきていないものだから、、かなりこのテクニカル系では悪戦苦闘することになり、、 自分自身のルアーフィッシングの経験や引き出しの少なさを実感させられているような感じです。( コレは実際に一緒にテクニカル系で釣行して体験したトラウトアングラーたちの生の感想ですよ! 僕の主観ではありません。。  )       ”テクニカル” などと呼ぶからには相応にこれはテクニカルなのであって、、難しいのは最初からわかっていることです。    「 テクニカル 」 のカテゴリでこれらルアーの上級技術を身につけると…  とんでもなく釣獲力が上がったことを実感できるようになりますよ!

◼︎テクニカル系  メニュー解説

◆尻別大型ドリーバーデン   テクニカル度 ★★
 

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スペイもこなすフライマン。塩澤さん。  3月の早々にこの釣りに入る。。  フライで落差渓流のこの時期の底にへばりつくトラウトを食わせるのは…  相当にテクニカルな釣り。  塩澤さん自身はこのくらいの釣りはフツーこなしてくるスキルの持ち主なので…   テクニカル系はまずなんでもいけそうな感じなのだけども、実はまだKAMUYならではのインスタント系やエクストリーム系にトライしてみた経験がないはずなので、やってみたらもしかするとどハマりする可能性もあったりする。。    人の適性というのはわからないもので…    バリバリのお堅い理論づくめのテクニカル釣り師なのかと思いきや、コミュニケーションを深めてゆくと…   なんと今や若者達から好かれた挙句、リーダー的存在になっている会員すらいたりもするのだ。   人の可能性は…  わからない。  本当に。  ちなみに僕はそういう「人の隠れたポテンシャル」を見つけるのが割と得意な人だったりする。。

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中川正彦氏の「 適性 」を見出すのに決定的だったのがこの時の釣り。。 この表情。      この時同行した息子さんの方は先行したが中川さん本人は動かず。  昔からのエキスパート・アングラー達に脈々と伝えられる。。   「 川底を転がす 」 …とも表現されるゼロドラッグの技術をその場で僕から教わってすぐに実践。。!  (すぐにできたってトコが実は光るモノがある証左。  フツーはできない。)  そこに加えて手慣れたロッドとリールの扱い。  ハイ!   そうですよ。   中川さんのKAMUY適性は…   「 テクニカル系 」 。   サカナ任せでじっとしているよりも…   自ら仕掛けていきたいっていう性格の傾向からもそれはハッキリとしています。    2024年は明らかに苦手そうなエクストリームにも単身で果敢に挑戦してました。 でも、そもそも「 いろいろ積極的に試してみたい 」  ていう欲求傾向があるところがまさにこの「 テクニカル系 」との好相性を示すものです。    

◆尻別大型ドリーバーデン   テクニカル度 ★★

 

時期の目安:3月上旬〜4月下旬  

大型のドリーを1点で狙っていくならば…   3月と4月にすべし。   というのも理由が2つ。   ひとつは冬明けの方が魚が多く数が釣れる。   もうひとつはこの時期に最も雄は体色が濃くなり鼻も曲がって優美な姿になるから。   で、、 この釣りはテクニカル。  水面でミノーをビシバシやったって何ひとつ釣れません。   底をとってゼロドラッグをコントロールする技術がとりわけルアーで釣るためには必須となっている。  実際の技術的なことは現場でガイドからガッチリとしごかれるものとして…   特に淡水トラウトのテクニカル系の釣りは大体がみなミノーを投げて水面をビシバシやってもまったくダメなのが共通なのである。  もしどうしてもガイドの指示するような釣り方ができないのであれば、その場合にはミミズをつけた延べ竿の餌づりで簡単に釣れるのでそうすればインスタント。  ちなみにフライフィッシングの場合にはさらに難度が上がる。 ドリー自体は通年釣れる。      ロッドは5フィート。   人数は1人がいいだろう。    この釣りを中心に悪天候の代替を考えるならば… 沖のサクラマスということになるが、、そもそもこのドリー自体が相当に悪天候に対しての成立確率が高いものなので、どちらかといえばこの早い時期の他のメニューからの代替にこれが設定されるという位置付けであることが多い。

◆積丹サクラマス・オフショアジギング  テクニカル度 ★
 

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◆積丹サクラマス・オフショアジギング  テクニカル度 ★

 

時期の目安:3月中旬〜4月初旬

 

日本国内最高プロポーションのサクラマス…  通称 「 板マス 」 を1点で狙っていくならここしかない。日本のサクラマスの生涯の中で一番魚体が大きく肥え太って脂が乗るのがまさにここなのである。おまけにここ積丹半島は日本全国の中で最もサクラマスの大型個体の多くなる場所として正式に水産庁の研究成果が上がっている。  つまり…  「サクラマス」 という魚はこの釣りが日本ナンバーワン! ということになる。   シーズン・タイミングは大体決まっているとはいえ、それでも遠征としてはなかなかにギャンブル。 海が荒れてもダメだし、荒れていなくても沖にサクラマスが来遊していなくてはダメなのはもちろんのこと、イルカなどの海獣類がいてもサクラは釣れないことが多い。 外道ではホッケやマダラ、ソイなどが釣れる。   合わせメニューとしては尻別のドリーが近くて共にテクニカル系なので良い。    やはり他の釣りもそうだが基本的に「 高望み 」をすればするほどに…   ギャンブル要素は避けられないものなのは間違いない。  ラグビーボールのような姿のこの「 板マス 」  地元では誰もが憧れるものとなっている。  最も大きいもので6キロ。  この魚で4.4キロである。  ちなみにこの釣りでは稀に迷い魚として…   「 チヌーク/ キング・サーモン 」 が釣れることがある。   北米大陸かもしくはアリューシャン列島方面からの旅路の途上のものとみられているが、8キロとか10キロくらいのがキャッチされることがシーズンに1~2回はある。 一応キングにも和名「 マスノスケ/ 大スケ 」 があることから昔からごく少数がこの辺りで捕獲され続けていることの証左となる。 もう普通のサクラマスでは飽き足らない! 日本でのサクラマスを極めてやる!  …というお人が最終的にたどり着くのはこの釣り。  究極はこの時期ここにあり。。。     ロッドはライトジギング6フィート。 人数は何人でもいけます。    時期的に悪天候代替はドリーということになる。

◆尻別ニジマス・ストリームスポーニング  テクニカル度 ★★
 

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◆尻別ニジマス・ストリームスポーニング  テクニカル度 ★★

 

時期の目安:4月初旬〜4月下旬

 

ニジマスの産卵参加個体が移動途上にステイするスポットがある。  時期がやや曖昧ではあるが、雪代の増水が減ってきたタイミングだけは狙いを絞りやすくなることを利用できる。 ここ数年いずれも4月20日~4月末となっている。 そもそもこの時期のニジマスに限ったことではないのだけれどもある程度の大きさ以上の河川棲息のトラウト個体というのは「 一定以上の水深のある場所 」に依存しているのである。  産卵行動の移動のタイミングでもあり、本来の適正な棲息場所からはだいぶ上流に離れた場所にも大型の個体が入ってくる。 しかるに季節的な水位の増減を利用すれば、必然的に狙うべきスポットが限られてくるというのが戦術的にこちらにとっては有利に働くのである。   メソッドは現状はフライ。   スイングのタイミングと深さをコントロールして上から静かにアプローチするのが楽。  詳細は映像を。  人数は当然1人。    同じタイミングのテクニカル系ではサクラのオフショアジギングがまだ続いていることもあるし、、  すでに岸よりしていてオフショアジギングではなくインスタントでオフショアキャスティングに移行していることも考えられる。 沖のロックフィッシュは1年で最も大型が狙える素晴らしいタイミングでもある。  ドリーも4月はまだ全然良い状態なので、GW直前のこのタイミングというのは釣り人も全然少ない割にはなかなかに良い時期だと覚えておいてほしい。  GWになるとシロウトたちの邪魔が増えて息をつくようにそれらは沈静化するので、一つにはまずGW直前までで良い魚を一通りぜんぶ釣ってしまう…    っていうのが内情をよく知る「 通 」の選択。   総じて気候が暖かくなると人間が外で過ごすのが楽ではあるが釣りの方がどんどんシビアになっていくものです。

◆積丹オフショア・大型ロックフィッシュスポーニング   テクニカル度
 

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◆積丹オフショア・大型ロックフィッシュスポーニング   テクニカル度 ★

 

時期の目安:4月初旬〜5月下旬

 

北海道日本海のロックフィッシュ・シーズンの最盛期がここ。  4~5月に産卵期を迎える沿岸のハードロックフィッシュ。 「 ソイ 」 が水深の浅い海域の荒根に集まります。 狙う水深は10m~40m    ライトジギングで5m刻みにスポットをずらしながら放射状に探っていくスタイル。  オートパイロットのスポットロック機能があればこその精密な釣りが威力絶大な効果を発揮するわけです。  タイミング的にオフショアのサクラマス・キャスティングとほぼ同じである上ポイントも非常に近いので、これらはいつも自動的にセット扱い。。  朝イチでサクラを釣ったらその足でそのまま根に向かい次はライトジギングという運び。   釣りの内容的にいってかなりの面白さなのですが…   どういうわけか、「 それでも気分は川やねん 」  …    というわけであまりやってくれる人のいない釣りでもあります。   これだけ圧倒的に釣れる「 母なる海 」という存在がありながらなぜかKAMUYのお客さんたちは全然釣れなくても川に行きたがるという、、、    はっきり言って食わず嫌いが多いんですが、それでは彼らもいつまで経っても救われないので…   2025年からはもうお客さんにその辺の決定権は与えないことにしようかとも…  実は考えてますw    ロッドはライトジギング6フィート。もしくはサクラのキャスティングに使った9フィートをそのまま流用するのもアリ。  人数は2人くらいまでが快適。     このメニューからの悪天候の代替は当然「 川 」ということになるがタイミング的にいってドリーかもしくはニジマスのスポット狙いが真っ先に候補に上がる。

◆積丹オフショア・大型ヒラメスポーニング   テクニカル度 ★★
 

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本命のヒラメはヒットせず。  デッカいアイナメ。 北海道でいうとこの「 アブラコ 」をキャッチしたのは山田さん。 山田さんもなかなか「 適性 」 に偏りがありそうなうちの1人なのだけど、どうやらエクストリーム系だけはダメということだけは本人のこれまでの希望動向からわかってきている。 …ということはインスタントかもしくはテクニカルということに消去法で決まるのだが…   技術的な難しさのあるテクニカル系にもしストレスを感じるようならインスタントで決定だし。  サカナ任せなテキトー感に対して魅力を感じ得ぬのであれば…  自動的にテクニカル系一択ということになる。  このタイプの狭間で迷いそうな感じの人って、山田さんに限らず少なくないのかもしれない。  

山田さんにはぜひまたこの「ヒラメ」の釣りにトライしてもらいたいと思ってます!

◆積丹オフショア・大型ヒラメスポーニング   テクニカル度 ★★

 

時期の目安:6月初旬〜6月下旬

 

6月になるとロックフィッシュが落ち着いてきますが、入れ替わりにデッカいヒラメが今度は浅場に上がってくるのでした。  狙うのは70センチオーバー。  少し特殊な仕掛けでオートパイロットを巧みに使って釣るのですが、、 詳細は現場で。   やはりサクラのキャスティングとポイントが近いので朝イチにサクラをチェックしたらすぐにそのままヒラメポイントに直行してやるパターン。  釣りの内容的には断然ヒラメの方がサクラマスなんかよりも面白いのでこっちを優先するのが正解。  ロッドはヒラメの場合はサクラのキャスティングに使う9フィートがとてもこのヒラメにも合っているのでそうするのが吉。   人数は2人まで。      ここの代替プランは海が荒れて出られないからという意味合いでは川になる。  その場合には6月ということもあって多彩。 インスタントでもテクニカルでもエクストリームであっても豊富に選択肢はあるだろう。  むしろこのヒラメ自体がそれら川がなんらかの理由で成立の難しい場合、、 例えば雨の大増水とか、よくよくあるのは大渇水の時の代替プランとして真っ先に上がることが多い。  特に川が軒並み「 渇水 」の時にはこのヒラメが本当に良い状態であることが多いことを忘れちゃいけない。   なんでかというと…  雨が全然降らない、、そんな時というのは沿岸の海水の透明度がものすごく高くなっていることが多いからだ。   ヒラメの釣りは潮色が澄んでいればいるほど良いのである。 

◆積丹オフショア・ブリジギング    テクニカル度 ★★
 

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◆積丹オフショア・ブリジギング    テクニカル度 ★★

 

時期の目安:6月初旬〜6月下旬

 

積丹半島近辺に北上のブリが上がってくるのが6月上旬くらいから。  オーソドックスなバーチカル・ジギングで釣ります。 水深は50m〜70m     タイミング的にいってこれもオフショア・サクラマスキャスティングとヒラメと同じ。  ポイントはそれらとは少し離れますが一度の出船で全部の釣りを試すことも不可能ではありません。  朝イチにまずサクラ。 ポイントを少しずらしてヒラメ。  で、岬まで走ってからブリ。。。    という運びになりますね。   6月上旬はこのパターンがあるので積丹半島のオフショア・シーズンとしては一つのクライマックス・シーズンと言って良いと思います。 

ロッドは…    ガチャガチャと何種類も用意するのはナンセンス…    と思ったら9フィートでこれらぜんぶやってしまうというのがいかにもKAMUY的。  真に技量の高いプレイヤーならばそれくらい

できるはずである。      人数は2名までが快適。    6月のここの代替は川。 そもそもこれが「 初夏の4大テクニカル 」のうちのひとつ。 海が荒れて出られないのであれば…  川にいってやはりテクニカル極まりないU.Sレギュレーションに挑んでみると良い。 メニューは豊富。 

◆積丹サクラマス・オフショアキャスティング/ テクニカルシーズン  テクニカル度 ★
 

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◆積丹サクラマス・オフショアキャスティング/ テクニカルシーズン  テクニカル度 ★

 

時期の目安:6月初旬〜7月初旬

 

5月から引き続き6月に入っても沿岸の浅場のサクラマスは健在。。  ただし!  6月にはいってくるあたりから徐々に反応がシビアになってくるのです。 何らかの工夫をして… 魚にルアーを追わせて食わせるテクニックが必要になってくるので4月、5月のようにいればすぐに釣れるというインスタント状態ではなくなっているところが大きな違い。  反面、遅い時期になるほどに海では餌を飽食して魚体は太いことも多いので…   腕に自信のある人はむしろ6月に入ってから狙うのも面白いと思います。   最も遅くに釣れた沿岸のサクラマスは7月3日。  しかしながら、、どちらかというと6月に入ると同時に近いポイントで狙えるヒラメやブリという存在が魅力的でもあり、それらのついでにサクラマスも…   という位置付けになる感じはありますね。  ちなみに未だかつてサクラ・ヒラメ・ブリの3目釣りを1日で達成できた人はいてません。。     基本的にはサクラはキャスティングからの巻きの釣りなのでテクニカル度自体は高くはない。  ロッドは9フィート。   人数は2人まで。    海が荒れて出られないという場合にここの代替を考えておかねばならないが、、 海が荒れたという時は大抵の場合、陸では雨がそれなりに降ったという後であることが多いから川の多彩なメニューがなかなかのチャンス状態になっていることも多い。 これ自体は「 初夏の4大テクニカル 」のうちのひとつとあり、6月と良い時期なのもあって代替は豊富である。

◆尻別アメマス&サクラマス U.Sレギュレーション   テクニカル度 ★★★
 

圧倒的な「 技量 」で釣果の山を築いてゆくコーセー。  この高難度の釣りであってもコーセーにはまるで関係ない。 この日というよりも…  この年においてこの釣りに、、それも初挑戦のわずか1日のみで合計4本キャッチ…   恐るべきことにそれもU.Sレギュレーションでの「縛りプレイ」での釣果。。  釣る人というのはやはり釣る。   釣りは場所ではない、タイミングでもなければ、、 もちろん道具の良し悪しなども関係ないのである。    「 技 」   …技量こそがチカラなのだ。 KAMUY会員中ただ一人、彼だけが目の肥えたガイドを認めさせた。 「 上級者 」である。

◆尻別アメマス&サクラマス U.Sレギュレーション   テクニカル度 ★★★

 

時期の目安:6月初旬〜9月中旬

 

テクニカル度最高の星3つ。 シーズン自体はかなりのロングランとなっている。 「 真夏の4大テクニカル 」のうちのひとつであり、「 初夏の4大テクニカル 」 のうちの一つでもある。 両方のテクニカルシーズンにまたがって中核を構成する釣りとなっているが、釣りの内容自体はU.Sレギュレーションによる遡上系サーモンの釣り。 うっすらとピンクの体帯が現れ始め、全体に錆びた” ラスト・カラー” の出始めたサクラのオスの個体は鼻も曲がり始めた個体がなんせカッコ良いこと間違いなし。。  テクニカルとしては当然だが使って良いルアーはスプーン単体。 それにシングルフック1本でやってもらうことになる。 釣り方は基本的にキャスティング後からのライン処理によるエフェクト・スイングで。   流れる川の流水の抵抗をうまくラインに食わせて任意の位置と水深でルアーをスイングする釣り方だが…  今のところこれをスマートに一発でこなし、見事にマルチキャッチを達成できた会員は「 田中コーセー 」 ただ一人だけとなっている。 流石の一言。   U.Sレギュレーションでのリバーサーモンの釣りをカチッと達成した人は…    ハイ! KAMUYの会員の中でも 「 上級者 」 を名乗って良し!   ガイドの僕が保証します。  …というわけで我こそはと思う人はどんどん挑戦してみてほしい。     「 初夏の4大テクニカル 」の一角でもあるので6月のうちならばオフショアに出て同じテクニカル系のサクラ・ヒラメ・ブリの3目に挑戦するのも良いと思うし…   さらに難度の上がった7月以降は「  真夏の4大テクニカル 」の一角として…  沖のクロマグロをはじめとして、本流スティールと超大型エゾイワナとのコンバインド・プランを実現できる。  人によっては さらにストイックにフライフィッシングでのU.Sレギュレーションに挑んでも良いだろう。  

ロッドは7フィート。   人数は3人くらいまで大丈夫。 

◆積丹オフショア・クロマグロ   テクニカル度 ★★
 

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塚本家の長男と次男の2人。  エイシンとリョウのスケ。  2人とも…   生粋の「 エクストリーム系 」の適性持ち。   少なくとも… テクニカル系ではない。 今はだが。  …つまり真夏の沖に出るとこうなる。。   2人にとっては釣りに静かに興じるなどというのはまだまだ「 ジジクサい 」のであって、若さとエネルギーに溢れている彼らは全身で自然に遊ぶことを何より好むのだ。  僕はそういうのは素直に良いことと称賛したい。  彼らと一緒に過ごすのは大好きである。  彼らを引っ張って連れてくる「 父 」 はなんだかいつも大変そうではあるが…      ちなみに2人の高レベル山岳渓流でのエネルギーあふれる存在は、、  僕のような年寄りにある種の安心感すら与えてくれるものだ。

◆積丹オフショア・クロマグロ   テクニカル度 ★★

 

時期の目安:6月下旬〜8月下旬

 

積丹沿岸の海域にクロマグロが来遊するタイミングは早くて6月中旬。  イカの来遊の直後からになる。  とりわけ大型の実績の高いのは7月末~8月中旬くらいまで。  6月くらいからポツポツと現れ出してそれが7月中旬を少し過ぎるあたりから一気に群れの規模が大きくなる。 その日の状況によってキャスティングによるナブラ撃ちとするかもしくはバーチカル・ジギングの釣りとなる。 「 真夏の4大テクニカル 」のひとつであり、ナブラ撃ちもあるということではそれらの中では比較的難度の低い釣りとなっている。  テクニカル系の中だけで考えても代替は極めて豊富。  まずは尻別でのU.Sレギュレーションの釣り。 さらに道南1区まで足を伸ばせば超大型のエゾイワナの釣りがあるし、 尻別本流のガンガン深瀬の”憧れのスティールヘッド” まであるときている。。。   それらはいずれもテクニカル度としては最難関評価の★★★であるため、やりごたえとしては申し分ない。     ロッドはキャスティング用とジギング用を分けてもいいしKAMUY的には7フィート1台でどっちもやってしまうというのはスタイルとしてはすごくカッコいい!      人数は2人。

◆尻別本流スティールヘッド  テクニカル度 ★★★
 

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◆尻別本流スティールヘッド  テクニカル度 ★★★

 

 

時期の目安:7月上旬〜9月初旬

 

7月に入って水温が上がり始める頃からがこの釣りの開始の合図。  本流のガンガンの瀬をいかにして「技術で」 攻略するか。  水深の深い流速の速い荒根の川底をルアーを正確にトレースできるかどうかがコツ。  はっきり言ってインチキな技量のアングラーには手も足も出せない難度であり、ちゃんと釣りになっている人は釣れずともそれだけで「 中級者 」を名乗って良い。   「 真夏の4大テクニカル 」のうちのひとつであり、 誰もが憧れる降海型ニジマス「 スティールヘッド 」がターゲットということもあって人気は高い。  代替は豊富でまず合わせポイントで少しずらしてサビの出始めたスタイルの良いサクラマスのU.Sレギュレーションの釣りがすぐそばにある。 沖のクロマグロもあり、道南1区まで足を伸ばせばまたまた高難度の超大型エゾイワナの釣りもあるという何とも贅沢なタイミングとなっている。      ロッドは7フィートが良い。  人数は2人。

◆道南1区  陸封超大型エゾイワナ    テクニカル度★★★
 

◆道南1区  陸封超大型エゾイワナ    テクニカル度★★★

 

時期の目安:7月上旬〜10月下旬

 

一筋縄ではいかない狡猾な超大型個体を「 技術 」で狙ってゆく。。   そもそも大型の個体というのはミノーを目の前通したからといって、 はい! ポンとヒット。。  などというのは通常あり得ない。 …それがあるのは高レベルの「 エクストリーム系 」の世界であり、テクニカル系としてはそんな簡単に反応する獲物を狙ったところで意味がないし、何よりも高レベルのエクストリームなんてそれはそれで体力や専門スキルのハードルが高すぎて並の釣り人の手の届くところではないのが現実。    面白いのは…  確たる技量の持ち主がここに来れば…   2024年の結果をみても明らかだったと思うが、シンプルなメタル系のルアーにシングル1本だけのルアーあるいはフライで恐ろしいほどの個体が釣れてくる。。。  ほんと釣りは個人の技量がこうも結果に大きく影響してくるものだということを痛いほど実感させられる遊びである。    「 真夏の4大テクニカル 」 のひとつであり、場所は道南1区と他のものとは少し離れるが十分に行動範囲内であり、まとめて計画できる釣りである。  KAMUYの釣行メニューの中でもとりわけ難易度の高いメニューなので…  「 釣らなければならない… 」などという義務感の強い人はトラウマになりかねない。。 気をつけて選ぶこと。    

ロッドは5フィート。  人数は2人くらいまで。

◆積丹オフショア・イカ・ハイシーズン    テクニカル度★
 

◆積丹オフショア・イカ・ハイシーズン    テクニカル度★

 

時期の目安:7月中旬〜9月中旬

 

7月中旬以降北海道の沿岸はスルメイカの大群が押し寄せる。   イカの釣り自体はなかなかにテクニカルで面白いもの。 その人の技量によってこれほど釣果に差が出る釣りも他にはなかなかないものである。  沖のイカの釣り場自体が実はマグロ・ブリの釣り場と重なるので現場の実態はというと、それら大型の青物の合間を埋めるためのていの良い遊び釣りとなっているが…    ガイドの僕自身はもうこのイカの釣りの方がホントに大好きで、極論すぐそばでマグロがドバドバ跳ねていたとしても僕はこのイカの方が釣りたくてむしろマグロのいない海域を探して回ることの方が多くなっている。。。  正直言ってマグロの釣りはしばらくやっていると「 飽きる 」 ものなのだ。   しかしながらこのイカは飽きない!   何せ…   食べる楽しみが半端ないご褒美なのであって…   釣りたての新鮮なイカを持って帰って刺身で一杯やるのが…    実は究極の「 贅沢なフィッシング・ライフ 」 と達観するに至っているからなのである。    「 真夏の4大テクニカル 」 の一角にあるクロマグロの釣りでお客さんたちはマグロを追い求めているが…     申し訳ないけども僕にそこの共感はあまりないかもしれないw     塚本さんがこのイカ釣りに関してかなりの「 名手 」 だったことはなんだか彼の秘めたるものを覗き見たような気持ちになったもの。。。    「 イカ感 」  をマスターしたものの謎のイカヒットのラッシュを見て面白がろう。。    代替は真夏の4大テクニカルの中から選べば良いだろう。  

イカのロッドは電動が何よりラク。    人数は3人くらいまでいける。

◆尻別タイガー(河川サクラマス最終形態)    テクニカル度★★★
 

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2024年は奥さんと一緒に秋のテクニカル系メニュー。  ”タイガー”狙いで入ってみた高田さん。  か~なり、、のテクニカルぶりに大苦戦となってました。  奥さんが川の中を歩くのには…  同じくか~なり慎重に、慎重に、、、   なので、今のところの見えてきてる適性としては奥さんが一緒の時はやはり100%ないのが「 エクストリーム系 」です。 奥さんが一緒にくる場合はやっぱりインスタント系…   それもファミリーメニューを選んであげると面白いですね! きっと…  奥さんがバカでかいトラウトをヒットさせそうな予感しかしません。。。     「ファミリー」というネーミングだからレベルが低いとか価値がないとかそういうモノではないことに注意しましょう。 ファミリーはインスタント系の中でもとりわけ合理的に時間・場所・手法を「 絞って狙いすましてある 」 モノなのです。。  ファミリーの釣果があっさりとベテラン達を凌駕して彼らを沈黙させてしまうことはしょっちゅうあるのです。    KAMUYの「 適性 」はメンバーやグループの属性のようなものと考えましょう。    多くの人がKAMUYの「ファミリー」を勘違いして過小評価していると思います。

KAMUY会員 小田さん。  この写真がまた見事なもので…   「 それ、アラスカ?? ロシア?? 」   とよく聞かれる。。   この時の小田さんはというと…     苦戦した。  というのも当然なのであってこの釣りはテクニカル系の中でも随一の難易度を誇るリバーサーモンの食わせの釣りなのである。    実際に小田さんがこのタイガーを最終的に仕留めたのは4日目。   感無量である。 本当に忘れられない価値のある日々だったんじゃないかと思う。   流れを読み、比重からレンジを合わせるタイミングを測り、、寸分違わずに定位する個体の狭い「 攻撃範囲 」にルアーなりフライなりを誘導する技量が必須なのだ。   小田さん自身はもしよければ今度は他の系統、、 川を歩く力はタイガーで証明してみせたのだからエクストリーム系などのメニューを試してみたら良いかもしれない。    人の適性というのはわからないものである。

◆尻別タイガー(河川サクラマス最終形態)    テクニカル度★★★

 

時期の目安:9月20日ごろ〜長い年で10月初旬まで

 

テクニカルとしてはこの釣りはU.Sレギュレーションの延長線上にある。  9月中旬以降末くらいまでがピンポイントのシーズンでそれまで本流筋の深場に待機していたサクラマスの群れが産卵のためにスポーニングベッドに大挙して集まってくる。  気をつけたいのは…  この釣り。 魚はもう逃げない上に浅場にゴッチャリと貯まるので…    トリプルフックを2本も3本もつけたようなミノーなど通そうものならばたちどころにボディフック…    「 ひっかけ釣り 」 となって上級者どころかその正反対の「 見栄っ張りのひっかけオヤジ 」 …なるなんとも不名誉な汚名を着せられてしまうところである。  釣りとして、それもテクニカルなゲームとしての線引きを行うのであればやはりルアーはスプーン単体。 フックはシングル1本で正々堂々と「 食わせ 」を狙うべき。  どちらかというとルアーよりもフライの方が食わせには分があり、リバーサーモンを対象としたゲームフィッシングとしては最高峰の陶酔感に浸ることができる。。     当該タイミングでのテクニカル内での代替はというと…   超大型エゾイワナを道南1区まで赴いてトライすることができる。 おおむねタイガーはシーズンが固定されているとはいえ、それでも雨のタイミングによっては狙いをはずすこともあるため…  (2023年はそうだった)  天気のことはちゃんと考えておいた方が良い。    これの代替は川ならば超大型エゾイワナかもしくはドリフトということになるが、、 しかしながら、そもそもタイガーがこのタイミングでできないという場合には川は軒並みぜんぶダメであることが普通と考えるべきで、そういう意味では海ならばちょうどチャムサーモンが積丹でも岸よりしてきている時期だしヒラメも良い時期なのでその辺を予定しておけば良い。

ロッドは5フィートか7フィート。    人数は2人くらいまでとなる。 

◆道南2区 渓流遡上スティールヘッド     テクニカル度★★
 

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◆道南2区 渓流遡上スティールヘッド     テクニカル度★★

 

時期の目安:10月下旬〜11月末

 

2024年秋のテスト釣行結果を受けて新規ラインナップとなった最新ラインナップメニューのうちのひとつ。   秋の河川内に遡上してきたチャムサーモンのスポーニングが一段落して河川内から彼らの姿が消えた後の平地流。。   ピンスポットの釜底に入っているのは…    地元アングラー憧れの「 スティールヘッド 」   他と比べてここの道南2区では大河川でなくごくごく小さな渓流域でなんとこの海から遡上した大型のニジマスを1点狙いで釣るゲームが成立する。  以前からこの時期に何気なく釣りをしていてびっくりするような大型のニジマスが釣れることは度々地元の釣り新聞などを騒がせていたが、、  案の定というわけ。    釣りの内容自体はテクニカル。  ミノーを真っ直ぐに通しただけでは100%反応はない。  テクニカル系のアングラーとしてはゼロドラッグ系統の技術を駆使すると…    「 ドシっ 」 …とロッドにのっかる重みを気持ちよーく体感できる。    現時点で代替が乏しいが今後のテスト次第でブラウントラウトも同様にオンシーズンとなっていることからこの時期での釣りには期待が持てるものとなっている。   ロッドは5フィート。   人数は2人くらいまで。

◆釧路川スーパーロング・ドリフトボート    テクニカル度★★
 

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◆釧路川スーパーロング    テクニカル度★★

 

時期の目安:8月下旬〜9月中旬

 

単品だが名流「 釧路川 」 をドリフトで流れてみたいという人は少なくない。  釣りの内容自体はテクニカル。  インスタント系とならない理由は総合的に釧路川が「 浅い 」こと。  つまりボートの直下を引っ張って釣ることのできる区間が全体としてごく限られており、尻別や十勝と比べて思いのほか魚は釣りづらい。  ボートからのキャスティングが中心となるためこれはテクニカル。 話は変わるが他の尻別や十勝であっても流れるボートからキャスティングで釣ろうと思ったら同様に内容がインスタントではなくテクニカルになる。  つまり釣りが難しくなる。  釧路川のターゲットは主にアメマスだが少数のニジマスやサクラマスも随所に散らばっていてバリエーションは豊富。  イトウもごく少数ながらいまだに生息しているが海との往来が著しく阻害されている昨今となってはあえてここにイトウ狙いでいく理由はないかもしれない。   代替の候補としては渚滑川まで移動できれば同じくドリフトでマルチ・サーモンとニジマスの釣りを展開できる。 そうしたことをあらかじめ計算に入れるのであれば空港と宿泊の場所は考慮した方がいい。   空港や宿に縛られてしまっては思い通りに移動場所チェンジの選択肢を自ら失うことになってしまう。  悪天候による代替を考慮して 「 釧路川アンド渚滑川 」 と、考えよう。    空港は女満別がベスト。  宿は釧路川ならば弟子屈。   渚滑川ならば紋別から選べば良い。 

ロッドは5フィート。 人数は2人まで。

◆オホーツク・渚滑川サーモンフェスト/U.Sレギュレーション   テクニカル度★★★
 

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2023年の9月上旬にこの渚滑川のマルチ・サーモンドリフトに挑んだ横田医師。   2023年のこのタイミングは未曾有のカラフトマスの回帰量が激減したタイミングに当たってしまい、、ただでさえテクニカル系の釣りなのにとんでもなく難易度が上がってしまうことに。。。  なんとか僕がフライで1本キャッチしたものの…  横田医師の方はノーヒットでここを後にすることとなる。 そもそもがリバーサーモンというのは食わせるのが難しい釣りである。  そういう意味で他のリバーサーモン系もみんな軒並み難易度が高くなっていると考えて良い。   ちなみに横田医師は2024年の

夏にエクストリーム系に初チャレンジ。  レベル1をクリアしてレベル2への切符を手にしたが、、、   なにやら…    横田医師は「 エクストリーム系 」の適性がありそうな雰囲気を醸し出している。    横田医師はなんでも普段から10キロのランを日課にしているというアスリートらしいのだが…    それって、、  多くのおじさん達が願ってもどうにもならない度ナンバーワンの素養なのである!   強みは生かすべし!!   横田さんは…   エクストリーム系。 山岳渓流レベルをあげてゆくのがいいよ!  

◆オホーツク・渚滑川サーモンフェスト/U.Sレギュレーション   テクニカル度★★★

 

時期の目安:9月初旬〜9月中旬

 

サーモンといえば…   オホーツクです。   渚滑川は中流にある滝上町から下流部の大峡谷地帯が魅力たっぷりのドリフト区間となっている。 川のタイプとしては尻別よりもやや浅い場所が多い。 つまりインスタントなドリフトの釣りは成立しないということ。 テクニカルである。  おまけにこの指定時期にこの川のメインターゲットとなっているのはカラフトマス。 それとサクラマスとチャム。 これら3種のリバーサーモンが1回のドリフトでまとめて釣れる可能性があるという意味でこの時期の渚滑川のドリフトを「 サーモン・フェスティバル 」と呼んでいる。  釣りの内容としてはボートを停止してからのキャスティングがメインとなる。  難度は当然だがリバーサーモンなので高い。  U.Sレギュレーションとして立ち向かう場合にはスプーン単体とシングルフック1本でブラインドで挑んだ上、きっちりと食わせてフッキングしなければ釣ったとは認めてもらえない。    「 自分で釣っている感 」を求める人にしてみたらこれ以上ない「 腕の見せ所 」である。   ところでこの川、渚滑川はニジマスも豊富な川となっている。  それもそのはず中流の滝上町では観光資源としてニジマスを以前から大切にしている事情がある。  サーモンの卵を捕食しようとそこいらじゅうにニジマスが伏せっていて退屈することがない。  ニジマス狙いと割り切って入っても良いくらいだ。   代替としては9月中旬のサーモンフェスティバルの時期ならまず…    エクストリーム系の「 スティールヘッド 」 がある。   同じテクニカル系の中で選ぶなら道東に移動して同じドリフト装備で「 釧路川スーパーロング 」 をやればアメマスの一斉遡上の時期とうまくいけばバッチリ時期が重なるので、「渚滑川アンド釧路川」  でセットで考えておくと良いかもしれないが、その場合には宿泊地の変更が必要になるから計画段階でガイドとよく相談すること。    空港は女満別空港がちょうど中間位置で利便が良い。 宿は渚滑川ならば紋別市内。   移動して釧路川もやるなら弟子屈から選べば良い。   いずれも天候で変えることができるように直前でキャンセルの可能な予約の取り方をするべきである。   

ロッドは5フィート。 人数は2人まで。

海外遠征釣行
テスト釣行
ガイドからのアドバイス

■適正を選ぶにあたってガイドのアドバイス
 

適性というのは決して馬鹿にできないものです。  KAMUYで良い魚をたくさん釣っている人とそうでない人の差が出る原因の第一位は「 天気の運 」 ですが…   その次に影響するのがこの適性が合っていないものを無理をしてやっている人がかなり多かったことです。   塚本さん、池田さん、コーセー。   今回紹介した3名の人たちは…   自分の適性をよく理解していて、素直に合っているスタイルをやってるだけなんですね。  反対に何度かやってるのに結果があまり出てきてない…    という人はこの「 適性 」というものをあらためて考えてみると良いかもです。 釣りたい気持ちがひといちばい強いのにインスタント以外を選んでいたりとか… 初心者や女性、家族が一緒なのにファミリー以外のマニアックなメニューを選んでいたり…  体力ないのにエクストリーム…  釣りが下手なのにテクニカル…    選んじゃってなかっただろうか?    自分やグループに合っていないものを無理して選ぶとどうなるか?   釣れるとかそういう以前にまず釣りとして成立しなくなります。

 

まずは自分自身や自分のグループがどういうタイプに対して適性があるのかを冷静に分析してみましょう。  ちなみに…

 

「 自分がやってみたいものと適性のあるもの …は別であることがほとんどです 」

 

ハッキリしてますがまず体を動かすことが面倒で嫌いな人がエクストリーム系をやろうとしても大抵はあんまりうまくいきません。 …楽しくないはずです。  なんでって??   当たり前ですよね。 体動かすのキライなんですから。。    また水中感覚や水中でのルアー操作スキルに乏しい人、、 そういうことをやることにそもそも楽しみを見出していない人、、 もっとハッキリ言うと「 釣れないと楽しくない!! 」 …っていうのが素直な気持ちの大半を占めている人がテクニカル系をやってもそれもまた同じことでイライラするだけだと思います。    釣れないと楽しくない! 釣れない釣りは不機嫌になる!!  …っていう人は素直にインスタント系を選ぶと…   バラ色の時間w   「 ああ・・・  幸せ❤︎ 」  …となるでしょう。    

 

最後にファミリー系。  一番適性がはっきりしてるものです。 釣りの技量や体力、経験、、何よりも釣りに対しての「 熱量 」 がバラバラの家族構成なのに自分一人だけの「 熱いワガママ 」 で…   マニアックなもの選びたくなる気持ちは、、 わからないわけじゃありません。  でもね!  ムリなんですよそういうの。   ガイドが一人しかいないのに自分だけどんどん渓流の奥に連れて行けって言われても…   「 じゃあ奥さんや子供たちはどうすんの?  この場に置き去りになんてできるワケないでしょ! 」  …結局その場を動けずに家族の中でも不穏な空気が流れ…     「 もしかして私たちが足でまといでお父さんは釣りができないの??? 」   …て子供に聞かれたらなんて答えるんですか?     というか…  そういう時の子供や奥さんがかわいそう。。。  逆だったら?  「 あなたが足手まといだから私たちは満足に釣りができない! 」   って言われた時の気持ちを想像してみてくださいね。   ファミリーだったら素直に「 ファミリー系 」を選んであげてください。   ファミリー系はそのためにあるメニューなんです。  初心者がグループに一人でもいる場合でもそれは同じですよ。 

 

 

みなさんが考える以上にこうしたその人やグループの「 適性 」というのは残酷にハッキリと結果を返してきます。  つまり…   適性あってないことやっても、、 「 誰も釣れません 」 

 

「 ああ・・・   やっぱりダメだった・・・  」    とがっくりと肩を落として帰る羽目になり、、  その後は挫折感からなかなか抜け出せなくなるというのは、よろしくない選択。 自己分析に対してのクールさが必要です。 

 

反対に適性のあっているものを素直に選ぶと…   自分が考えているよりもはるかにスムーズに物事がうまくいくものです。ますますやる気が起きてきてさらに物事は加速的にうまくいくようになります。  

 

インスタントだからエクストリームよりもダメだとか…    テクニカルじゃないからヘタクソだとか…   ファミリーだからレベル低いとか…    そういう低レベルな尺度ではない点に注意してください。 あくまでもその人ごとの「 物事がうまくいきやすい方向性 」  …これは属性と考えるべきです。   相互に上下関係はありません。  

 

興味深いのは…   単純に結果の写真だけを見ていくとわかるのですが、、  インスタントやファミリーが…   なんだかんだいって結果はやっぱすごいですね。。。  結果が出てます。  なんでかっていうと、インスタントやファミリーがそもそも結果を出すことに特化した特性を持っている属性だからなんです。 インスタントやファミリー系の人が出してくるすごい釣果の数々…   もうほんとに「 羨ましい 」ものです!   だからといって…  エクストリームはすごくないとかそういう意味じゃない。  エクストリームにはまっている人は本人の中ではもう最高に楽しくてしょうがないものなのです。 趣味が人生のエネルギーになるっていうか、 これをやるために生きてるんだーって感じでしょうか。。  エクストリーム系の属性を持つ人はもう彼らのそのアクティブな行動を見ているだけで爽快感。。 エネルギーが躍動してますよね!    テクニカルもそう。 大抵のアングラーが攻めあぐねるような難しい状況を「技術」で打破すること自体に楽しさを見出している人はそうですし、、 フライフィッシングなんて特にそうですよね。  釣れなくても華麗にラインを操っている本人はもう最高に気持ちが良いのです。 テクニカル系の属性を持っている人って…   釣りをしている姿がまず洗練されていてスタイリッシュ。 「 ハッキリ言ってカッコいい 」のです!

 

物事ってのは杓子定規に優劣が簡単につけられるものじゃあありません。  

 

要は…      釣りは「 趣味 」なんだからそれぞれがみんな自分に合った気持ち良い方法で釣りをすればそれが一番良いのです!  とことんクールになりきって自分や自分達のグループがどういった方向性に合っているものなのか考えてみてください。 自分自身の「 やる気 」 をうまくコントロールしましょう。   …てことなんですね。   大事ですコレ!

 

 

釣りって本当に良い趣味だと思います。

◼︎エクストリーム系  Extream-Caegory

2025シーズン予想

■2025年のシーズンを予想する
 

2025年度のシーズンを予想する

 

今回よりあらたにはっきりと線引きされた「 適性 」という要素。  2025年はこれが、、おそらく良い形で実際の釣果や結果につながっていくのではないかと予想している。  何せ適性のあっていない釣りを余儀なくされていたことが今まではかなり多かったのだ。  あえてはっきり言うと…   釣りたい!結果が大事!釣れないと機嫌が悪くなる!  と言う割にはドリフトボートからわざわざ難易度の高いキャスティングばかりやる人…     普段からほとんど運動らしい運動をせず、ちょっとした坂道を歩くだけでもハアハア言う人が、、山奥のエクストリームを目指したりとか…    わざわざ満足に扱えもしないベイトタックルを持ち込んではキャストするたびにバックラッシュして時間ばかり無駄に取られているのに、Youtubeで見たから、、などと言って身の丈に合わない高度な釣り方ばかりやろうとする人とか…       大体においてそういった無理なことに挑んだらどうなるかというと…    まず「 結果 」が伴わない、などという以前に「 釣りになっていない 」のであった(当然そうなる)。。。    ただ、、釣りはあくまでも「 趣味 」   本人がそれで納得するのであれば、ガイドを雇うことにお金を払っているのは本人なので…  それはそれで問題ないのであるが。。  でもまぁ側から見ている人(僕を含めて)たちやLINEなどの釣果速報をワクワクしながら期待してみている皆さんからしてみたら、そういう「 自己満足的で結果を伴わない釣り 」 というのはガッカリするというかつまらないのは事実である。     

 

KAMUYもここにきてかなりフィッシングガイドのシステムとして完成度の高いものになってきていると感じる。  個人の適性ごとのメニュー分けもそうだし、天気に対しての具体的な備え、、 サブプランとの組み合わせによる天候による破綻リスクを最小に抑えるスケジューリングなど…      実際にお客さんを有償でガイドするというシリアスなプレッシャーのかかる中で自ずからブラッシュアップされアップデートを繰り返して磨かれてきた「 集大成 」なのだから。。     

 

シーズンを通しての僕の予想はおそらくだが昨年から引き続き似たように推移するのではないだろうか。 つまり…  世界的な気候変動が猛威を実際に奮い始め、北海道の釣り場にも影響を実際に出し始めたのはここ数年のことであるが…    2024年までに急激にその数を減らしてきたターゲットに関してはやはりそのまま厳しい状態が続くものと思われる。  とりわけ影響のあるものには北海道だけのユニークなトラウト類がまず挙げられるだろう。  イトウ、チャムサーモン、カラフトマス、オショロコマ  この4魚種に関しては本当に以前までとは一変して難度が高くなったと感じる。 特にカラフトマス。  2024年に印象に残ったのがカラフトマスだ。  これは北海道でも最高密度の漁獲量を誇っていたコア地域の渡船漁師である 「羅臼の金髪ハマちゃん」 との会話である。  

 

「 いや〜  西野さん! マスは…  (カラフトマス) いねぇわ! 全然いね!  ホントにいねんだ! こないださ、うちのお客さんが”群れ” 泳いでるのみたっていってたんだわ!   でもな!   よくよく聞いてみたのよ。 何匹の群れよそれ?!  …て。   そしたらさ…    3〜4匹の群れだって言うんだわ!    …爆笑よな!   一体どんな”群れ”よ?! それ! …てな!   …少なくともさ、今に関しては…  カラフトマスはもう”マボロシの魚”だわ!   そういう状態な!!  よろしく。 」

 

塚本さん一家と電撃で知床に釣行して僕がなんとか1匹だけ釣ったカラフトマス。。。   あれは今思えばとんでもない高価値の1尾だったことに気付かされたのだった。 

 

世界規模の気候の温暖化によって北海道の在来種トラウトの生息環境は厳しさを増している。  その実際の影響は実は内水面(淡水)よりも海洋生息の魚種に関してより顕著だ。   つまりチャムとカラフトマス。  この2魚種について2024年はホントにホントに厳しい釣りを余儀なくされたのだった。  イトウやオショロコマはまだマシな方である。  

 

チャムとカラフトマス。 以前は誰もが北海道の海で気軽に釣れるターゲットであったこの2魚種に関しては以前からの釣り人達…  とりわけ本州の釣り人達の独自の「 価値観 」からするとあまり釣っても自慢にはならない魚的な位置付けであった。    さらにそこに追い討ちをかけるように数が減ったとなると…   遠征のターゲットとしてはいよいよ魅力の乏しいと感じる人も増えてくるように思うが。。  北海道にそもそも来なくては釣れないターゲットとしての魅力はそこも上がるわけであって、( イトウやオショロコマのように )  少しは見直されるのかもしれない、とも思ったりもする。

 

イトウ…   これはホントにもう切ない釣りとなってきている。  何がなんでも北海道でネイティブの、それもそこそこのサイズの個体を釣りたい!  という従来のニーズに対して今のこの状態はさらにさらに逆風、、向かい風のものとなろう。  もうアングラーの「 強い意志 」こそが全てを決定づけるものである。   

 

 

反対に以前と比べて良くなっていると僕が現場の第一線で感じるものもある。   それは、 陸封型のサクラマス、陸封型のアメマス(エゾイワナ)、ニジマス(スティールヘッド)の3魚種である。 これらに関しては昔と比べて随分と良い個体の釣れる頻度が上がってきていると感じる。 

 

2025年はとりわけ「 スティールヘッド 」 に着目するといいかもしれない。  

 

実際に熱心に僕のレポートを見ている人たちにとってもそれが理解できるんじゃあないだろうか? サクラマスについてもアメマス、ニジマスについてもこれらは皆同種の本州にすでに生息している個体と同じであって、従来は北海道のものは大半が降海して海洋型になっているものがほとんどだったのが、なんらかの理由によって内水面に残留する個体が増えてきているのではないだろうか?  仮説である。  …つまりは魚の生息状態がここ数年で明らかに目に見えて本州のそれに近づいてきているとも言える。  「 北海道の本州化 」が進んでいるのではないだろうか。     当然ながら釣りのガイドのターゲットとしてこうした面白くなってきていると目される魚の釣りに重点をおかないにわけにはいかない。  然るに2024年度から引き続きこれらの3魚種についてはテスト釣行も含めてフォーカスを強めていくということになるだろう。

釣りには「トレンド」がある。  ~2025年のトレンドを考える~

 

北海道の釣りにはその時々に妙に釣果の盛り上がる「 トレンド 」のようなものが存在している。  そして、、総じて世の中の大多数の人がこのトレンドに対して「 乗り遅れている 」という事実がある。 

例えば…  「 イトウ 」 。。   KAMUYでこのイトウが釣れ盛った時期は2009年〜2018年 だった。  みなさんもよくご存知の道北の湿原河川である。  当時は本当によく釣れたものだが、実はその当時はというと…  正直なところイトウに対しての世間の注目度自体は今とは比べ物にならないほど低かったのである。  2016年くらいにKAMUYのこの道北湿原河川でのイトウの釣果はピークとなっていて、1日で70〜80cmを4本釣ったとかそれくらいの釣果が当たり前の時期があったが、当時の道北湿原河川で自分達以外の釣り人に出会ったことはほとんどなかったのだ。    2019年からはイトウの大量死が確認され始めて、、現在に至るという感じ。   僕はこの2019年という年を境にこの後からKAMUYにイトウを釣りに来た人たちのことを「 祭りに間に合わなかった組 」 と呼んでいる。  トレンドというのはそれを知ってから乗ろうとしたのでは遅いということである。     トレンドとして世間でオープンに騒がれ始めネットやSNSでそれを見た時にはだいたいがそれはもう遅すぎるのだ。  

トレンドというのは「 トレンド 」として世間に広く知られる前に乗っかる必要がある。   これは釣りに限ったことじゃあない。 ビジネスも先物も株も為替もみんなそう。 それができた人間が「勝ち組」となれるのであって、、 後からきて間に合わなかった人々は「 大勢の中のいちフォロワー 」として大抵は搾取されるだけの結果となってしまうものだ。

    

で…  これを熱心に読んでる人がいちばん気にしているのは。。  じゃあこれからは何がトレンドとなるなのか??   だろう。  それを知るにはトレンドの「 発信源 」 がそもそもどこなのかを知れば良い。   ちなみに2010年代の道北湿原河川のトレンド発信の一翼を担ったのは‥   KAMUYである。   道北にいってKAMUYにお金を払い、ボートで湿原河川に行けば! 誰でもが簡単にすぐにそれも必ず! 大きなイトウが釣れる!!   …と世の中の人たちに夢を与えたのは他ならぬ自分であった。

 

結論からいうと2025年のトレンドは「 ニジマス 」になる。 

 

 

2024年は明らかに海洋降海型のニジマス「 スティールヘッド 」の元年となった年だった。 数々のテスト釣行などの成果でタイミングや具体的なメソッドがここにきて確立されてきはじめたからなのだが、 この釣りはそのまま2025年も好調が予測できる。  なぜって??  まだ誰にも知らせていないからだ。  道北のイトウでの反省を踏まえて、、僕はこうした最新の釣りに関しては世間へのオープンな情報発信と、一部の会員たちに限定された秘匿性の高い情報発信との間に「 意図的なタイムラグ 」を設けることにした。 2025年の結果にもよるがおそらくこの「 スティールヘッド 」の釣果ブログなどのオープン発信は2026年度以降にしようと思っている。 場合によってはもっと先になるかもしれないし。。  KAMUYの会員として僕から直接の情報提供を受けていない世の中の大多数の人々はまだこの先もその釣りのことを知り得ないのである。    かつて… 道北の湿原河川でひとり感じた「ワクワク感」を今自分はまたこのスティールヘッドの釣りで感じていて…   もう楽しくてしょうがない状態なのであったw

ここにきてどうして「 ニジマス 」がジワリとよくなってきているのか? その理由を考察してみる。。 

 

そもそもにニジマス自体がこのコロナ後の経過を見ていると…   以前と比べてなにやら「 ジワリと 」良い。   ニジマスの世界に今何が起きているのか? ここからは推測となってゆく。  …釣りの世界にも団塊世代の大量退職のようなものがあって、在来のエキスパートアングラーたちが今どんどん釣りをやめていっている。  若い世代のアングラーは安易に情報を得られたような「錯覚」を覚えるインターネット・SNSに固執するあまり彼ら現場叩き上げのエキスパートからの「 秘匿性が高く、真に価値のある情報の伝承 」がなされていない。 実際にネイティブの良い魚を釣るためにこの秘匿性の高い情報というのは決定的な威力を持ったものである。  多少なりともポイント開拓の経験のある人なら容易に理解できることだろう。  つまり現在の大多数の若年アングラーたちはインターネット/SNSに偏った結果としてポイント、タイミング、やり方といったものを全くトンチンカンな的外れなことをやっている傾向がよくよく見てとれる。   釣りはそんなに甘いものではない。 ビジネスと同じだが結果を出すためには「 自己満足的な 」スタイルでは結果にはつながらない。 結果を出すための具体的なやり方というのは多くの場合において”地味”で単純であり、場合によっては釣り人の”経済力”が絶対の条件ともなってしまい、、 知ってしまえばどうということのないものだが、地味で単純さらには格差助長的であるが故に派手さや話題性、視聴者数の増加を求めるYoutubeやSNSでは先生にならないのである。 なぜならばそこには個人や企業の”商業的なチカラ”が作用しているし、コンプライアンス的な観点からも真実はまず発信されてはいないだろうからである。。   テキトーに流行りのシンキングミノーなどをネットやSNSで紹介されている有名ポイントで他の大勢の釣り人に混ざってやったところで…  一体何が釣れるというのか??   釣果も上がらないものだから趣味として続かずにやはり釣り場に来なくなってきているのである。   そもそもが現代では趣味も多様化の傾向にあり「 釣れない釣り 」をひとたび経験した若年の釣り人は昔よりもはるかに堪え性がなく、趣味として続かない。 つまり誰もうまくならないし、新しい開拓もされないので情報も出てはこない。       話を本題に戻すがこの「 ニジマス 」というターゲットは数ある北海道の釣魚の中でもいちばん釣り人による「 釣獲圧力 」に対してセンシティブな反映を見せるものである。  実際のところ北海道の淡水アングラーに最も人気のあった魚であり、最も狙われ続けてきている魚。 それがニジマスだった。     2025年の現在、そのニジマスを最も愛して狙い続けてきた60~70代のエキスパートたちが静かにいなくなってきている。  年金生活に不安を覚えるからとか…  体力がなくなってきたから…   に加えて近年のヒグマ騒動などがますます釣り場から彼らを遠ざける原因となっており、結果。。   ニジマスは良型の個体が増えてきている。  おそらくだが世界的な気候変動による地球規模の温暖化も北海道のニジマスの大型化に何らかの形でプラスに作用している部分も予想できる。   ニジマスは在来種のアメマスやイトウなどに比べて生息に適した適水温が高いことが一つの原因に考えられる。  アメマスやイトウが夏場の高水温を受けて捕食行動をやめて白泡の下でじっとしていることを余儀なくされているような状況であってもニジマスは捕食活動を継続できるのだ。  これは実際に真夏の渓流域で激しくルアーに対して「 捕食 」の反応をするニジマスの大型個体が目立つことからもわかる。  そのような状況ではアメマスは巨体を悠々と泳がせながら…  あるいは水底に横たえながら、多少のルアーへの反応を見せながらも追跡、捕食行動とまではならないことを考えても理解できるだろう。  現在の北海道の渓流域では、平均的な水温が上がれば上がるほど、、ニジマスは在来種に対してより有利になる。すなわち在来種よりも優先的に成長しやすくなるといえる。  しかるにより大型化しやすくなったニジマスはそこの「 優位種 」となってゆくのではないだろうか?  魚種変換という言葉が聞こえるようになった昨今。。   河川内でも静かにこの現象が起き始めているのではないかと考える。

 

EXTREAM

エクストリーム系   「 とにかく体を動かして自分だけの”パラダイス”を発見・探訪することが楽しくてしょうがないという人向け  」 

 

前人未到のパラダイス…   未だかつて誰もそこにルアーを投げ入れたことなどないような深山幽谷の奥深くは日本の渓流釣り師ならば誰もが憧れるものです。 普通では到達できないようなそうした場所にありとあらゆる手段を使って到達することに喜びを感じる人にはまさにうってつけ。   そうした場所のターゲットたちは当然ながら目を見張るような特大サイズが当たり前のように大場所のど真ん中に鎮座し、一発でルアーに対してアグレッシブな反応をしてくる…    ここでは信じられないくらいに大きなトラウトがまるで小さなイワナやヤマメのように簡単にヒットします。。   まさに理想郷の様相です。

Extreme Category
"For those who love moving their bodies and discovering their own personal 'paradise.'"

An untouched paradise… The remote depths of Japan’s secluded mountain streams, where no angler has ever cast a lure, represent the ultimate dream for any serious stream fisherman. This category is perfect for those who take joy in using every means necessary to reach such inaccessible places.

In these pristine locations, the targets are naturally of extraordinary size, reigning supreme in the heart of large pools. They respond aggressively to lures on the first cast, making for an unparalleled fishing experience.

Here, unbelievably large trout strike as easily as if they were small char or yamame. It’s nothing short of a fisherman’s utopia.

山岳渓流レベル制度

■山岳渓流レベル制度
 

山岳渓流レベル制度 概要について

 

 

KAMUYではお客さんがどのくらいのフィールドに安全に挑戦できるかのわかりやすい目安として「5段階のレベル評価制」を2023年度から正式に採用しました。 2025年からこれは主に「 エクストリーム系 」のカテゴリでの参加基準となります。

「個人の装備」と「体力&経験値」 の2つを基にしてその人がどのくらいのレベルまでが安全釣行が可能なのかを客観的に判断します。ちなみにスキルおよびレベルに関して自己の釣行経歴に基づいての自己申告は不可で認められません。 (これは客観的な判断がとても重要だという観点からの厳格なルールです)  全てのKAMUY会員はガイドによって自動的にレベルおよび釣行実績(ログ)を認定・管理されています。  

 

 

歩きでポイントにアプローチするタイプの釣りは夏の期間に多かったりするので一定の人気があるんですが、ガイドの方では参加する人の能力をその人の「実績」から5段階に評価して催行可否を判断する事にしてます。会員は全員この歩きスキルのログ(山岳渓流レベル)がガイドによって自動的に管理されてます。(ボート系しかやったことない人はレベル0です)  わかりやすくいうと…  ガイドを頼みさえすれば誰でもがすぐに簡単に歩いて良い釣り場に行けるわけではありません。 本当に良いパラダイス釣り場へとアプローチするためにはお客さん自身での経験と実績の積み重ねによって徐々に上のレベルを安全を担保しながら無理なく解禁してゆく必要があるのです。   ここで最も大切なことはお客さん自身がスキルを身につけて能力の向上を図る「 主体的な取り組み 」 が必要になることです❗️ 5段階評価の詳細は以下の表のとおり!   

 

ヒグマについて:  北海道では全ての地域に野生のヒグマがいます。 最近は特に「ヒグマはどうなの?」 …と聞かれることが多いですが、はっきり申し上げて歩いて釣りに行く以上ヒグマ遭遇のリスクは避けられません。 ヒグマがどうしても心配だ、という人はそもそもレベル1以外は歩きの釣りを選んではいけません。   レベル1の安全で人の多い場所かボートに乗りっぱなしの釣りだけに行動範囲を初めから限定してください。   実際にはガイド同伴の上で山岳渓流釣行を徐々に「実体験も交えながら」体験して学習し、お客さん自身が”主体的に”野生のヒグマへの正しい対応術を少しづつ確実に身につけてゆくことが安全のためには最も大切なことです。  

 

ボート系との釣れ方の違いの肌感覚としては…  歩きの釣りではレベル3か4あたりから通常の本流ドリフトボートなどよりもさらに上をゆくパラダイス感が出てくる感じです。。  一般的に誰もが憧れるような小さな渓流で大きなトラウトが夢のように釣れる場所というのはこのレベル3から4(旧名称XR) よりも上の場所という事になるので、興味のある人はみんなそこへの到達を目指してログを積み重ねるわけですね〜  しかしながら! 安全なボート系と比べて事故やケガのリスクは極めて高いのでレベル1以外は気軽に誰もがすぐにできるものではありませんので注意❗️

 

仲間や友達、家族を連れてくるという人も注意が必要です。新たに連れてくる人のレベルに合わせた釣行しかできなくなりますので。 例としてレベル2の人が家族や友達を新たに連れてくる場合にはレベル2は残念ながら催行できません。新規参加者が1人でもいる場合は必ずレベル1からの開始となります。(人によっては歩きは不可”レベル0”という判断がガイドによってなされます。 山行経験や釣行経験のほとんどない女性や子供、高齢者は通常はレベル0…  つまりボート以外は不可です。 )  また新たに参加する人の技能の自己申告も同じく無効となります。

エクストリーム系の代表的なエースプレイヤー  「 池田マーベリック 」

 

日頃からのジム通いによって急勾配の荒れたトレイルを顔色ひとつかえずに歩く鍛え上げられた心肺能力の持ち主。  さらには… 暴れるモトクロッサーを巧みにバランスで乗りこなすライディングスキルも持ち合わせています。   まさにこの人はエクストリーム系の代表プレイヤーですね。  ( 泳ぐのはチョット…  おっかなびっくりでしたがw  いいのいいの!w)    エクストリーム系の釣りではこうしたフィジカル面で大きな強みを持つ人が結果に繋げやすいシチュエーションとなっています。 前人未到の奥地へと突き進むほどに! …「 そんなデカいのがそんなにいとも簡単に釣れちゃうんだ…  ずるいわ~ 」   とインスタントやテクニカルの人々を驚かせることでしょう!

The Star Player of the Extreme Category: "Ikeda Maverick"

With his regular gym training, Ikeda boasts incredible cardiovascular endurance, enabling him to tackle steep, rugged trails without breaking a sweat. On top of that, he possesses exceptional riding skills, effortlessly balancing and controlling an unruly motocross bike. Truly, he is the epitome of an extreme fishing enthusiast.

 

(Though… swimming is a bit of a nerve-wracking challenge for him. But hey, that’s okay!)

 

In extreme fishing, physical prowess like his often leads to success, especially when venturing into untouched wilderness. The farther into the uncharted depths he goes, the more astounding the rewards:

"Wait… you caught something that huge that easily? That’s unfair!"

 

Ikeda’s exploits never fail to leave those in the Instant or Technical categories in awe.

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こんな人には…  エクストリーム系があっている。

 

登山が好きな人、泳ぐことが得意な人、バイクに乗るのが趣味の人、ロッククライミングをやっている人、、  中でも特に登山は必須の適性。  筋力ではなく心肺能力の高さはこのエクストリーム系をこなすには絶対必要不可欠の要素となっています。  とにかく、体を動かすことがイヤじゃないということが大前提。    極端に言えば…   体さえ動かしていられるのであればむしろ釣りなんて2の次でいいよ、というくらい運動することに対しての喜びを感じられるタイプの人にうってつけなのです。 ちなみにですが…  バイクに乗れるだけじゃぁ残念ながらエクストリームはダメ。。  やはり大事なのは強靭な体力の方なのです。特に心肺能力。 長距離走ですね。    実際には多くの釣り人がこのジレンマに直面しており、そういうパラダイスのような場所に行きたい欲求の強い人ほど運動が面倒で嫌いな人が多いという現実は…    なんとも皮肉なものです。  「 気持ちだけエクストリーム 」 …なおじさんたちはw   うん! 我慢してインスタントを選びましょう。 もしくは麓でバイクだけ乗りましょうね!    ゆえに!  エクストリームに適性のあるとガイドに言われた人たちはどんどんこのエクストリームに積極的にトライし、「 山岳レベル 」を上げていきましょう。   選択の幅が圧倒的に広がる、釣り人ならば誰しもが憧れの領域なんですよ! 

For These People, the Extreme Category is a Perfect Fit

If you enjoy mountain climbing, are skilled at swimming, have a passion for motorbiking, or engage in activities like rock climbing, the Extreme category might just be your calling. Among these, mountaineering is particularly essential. It’s not about muscle strength but cardiovascular endurance—an absolutely critical factor for excelling in extreme fishing.

The key requirement? You must enjoy physical activity. In fact, the ideal candidate might even feel that fishing is secondary to the joy of constant motion. If simply staying active brings you happiness, this category is tailor-made for you.

That said, just being able to ride a motorbike won’t cut it for the Extreme category. What truly matters is physical stamina, especially cardiovascular fitness, such as the kind developed through long-distance running.

Interestingly, many anglers face a dilemma: the stronger their desire to visit paradise-like fishing spots, the less inclined they are toward physical exertion. It’s a paradox of sorts. Some may even fall into the category of "mentally extreme" enthusiasts—the kind of older guys who dream big but settle for Instant fishing or stick to motorbiking at the base of the mountain.

So, if a guide tells you that you’re suited for the Extreme category, don’t hesitate—embrace it! Work on improving your "Mountain Level" and tackle this adventure head-on. Doing so will greatly expand your options, leading you closer to the realm every angler dreams of exploring.

​◆山岳渓流レベル1  ”レベル1は誰でもすぐにエントリーができる!”

山岳渓流レベル1:  レベル1はごくありふれた一般的な釣り場です。  初回参加者というのは装備不十分な可能性もあり、なおかつ体力や経験がガイドにとって未知数ですからこれは誰もが公平にレベル1として判断されるのです。  誰もが例外なくまずはこのレベル1をやって、ガイドに対してさらに上のレベルに挑むための体力、適正に問題がないかを判断される必要があります。個人の経験の自己申告は受付できませんので注意してください。  あくまでもガイドと一緒に釣行する中でガイド自身によって現認・判断され、誰もが例外なくレベル2から順を追ってアンロックしてゆく必要があります。

オフロードバイクの使用はレベル1からできるようになりました。

オフロードバイクの講習にはそれ自体に釣りを含まない丸1日の時間が必要です。

レベル1での釣行エリアの内容: 急流の渡渉、へつり、ロープ確保を伴う登攀行為、泳ぎによる渡渉は含みません。   一般的な場所であることがほとんどで、特別なポイントではありません。 アプローチのリスクが小さく、ひざ下までのウェーディングですべての移動が安全に可能な場所が選ばれます。  ただし緊急車両の発着が可能なスポットからは離れて行動することもあるため、十分な注意が必要です。 レベル1は一般的な「渓流釣り人」と呼ばれる人々の到達範囲です。 通常のウェーダーや釣りベストなどといった普通の渓流釣りの装備で気軽にトライできます。

レベル1での個人装備はレンタルでも可能です。

​◆山岳渓流レベル2  "まず装備必須! レベル1を最低1回以上 & ガイドの判定が必要”

山岳渓流レベル2:  レベル2からは一般に「山岳渓流」と呼ばれるシチュエーションが選ばれます。  レベル1の人がガイドからレベル2への昇級を認められなおかつ「十分な装備」を整えた時点でレベル2となりエクストリーム系LV2への参加資格を得ます。ここでいう十分な装備の詳細は以下の通りです。  装備が不十分な場合ガイドは直前であっても中止決定をします。

・完全防水処理されたバックパック(30リッター以上)

・堅牢かつ本格的なウェーディングシューズ(状況に応じてソール交換できる機種であることが望ましい)

・夏季に水中に完全水没(泳ぐ)することを想定した上下ウェア (ウェーダーは不可で、フィッシングベストなどの着用はできません)

体力や身体に不安のある人と高齢者(目安として60歳以上)はこのレベル2までが自動的にレベル上限となります。

 

 

レベル2での釣行エリアの内容: 急流の渡渉、へつり、泳ぎが必要になるケースが出てきます。部分的にロープによる補助確保の必要のある登攀行為が含まれる場合があります。アプローチにはやや急峻な登り下りを含む場合があります。 また部分的に腰上までの水に浸かる渡渉のほか短距離での泳ぎが強要される箇所があり、人の背丈と同等の段差を越えるシチュエーションがあります。  レベル2では基本的な順層のルートファインディングの目を養うことと、基本的な登攀行動での体の使い方を覚えることを目標にします。   またこのレベル2ではさらにオフロードバイクの使用方法を覚えてゆく必要があります。 乗車技術もさることながら緊急時や故障時の対応技術、携帯電話のサービス圏外でのGPSマップアプリの使用方法もこれに含まれます。

レベル2から上の個人装備は原則本人所有のもの以外は認められません。

​◆山岳渓流レベル3  "レベル2を最低4回以上 & ガイドの判定が必要"

山岳渓流レベル3:  レベル2の人が日帰りで「レベル2相当」の山岳渓流の釣りを4回(累積して4日以上 経験して本人に体力、経験の不安がなく、なおかつガイドが認定すればレベル3となり、エクストリーム系LV3への参加資格を得ます。

 

 

レベル3での釣行エリアの内容: エリア自体が広大で遭難のリスクが高くなり、急流の渡渉、へつり、泳ぎによる渡渉が必要になるケースが頻繁に出てきます。部分的にロープ補助確保の必要のある登攀行為も普通です。アプローチには長い急勾配の登り下りが多く、人の背丈よりも深い水深での渡渉が頻繁にあり、泳いで越える必要のある箇所も頻繁です。 人の背丈と同等の垂壁やオーバーハングを越えるシチュエーションがあります。 

​◆山岳渓流レベル4  "レベル3を最低4回以上 &ガイドの判定が必要"

レベル4:   レベル3相当の複合ルートを累積4回(4日)以上経験し、問題がなければガイドによって認定解禁。  オーバーナイトでのレベル3相当の渓谷へのアタックが解禁されるのがレベル4です。レベル3の人が体力、経験ともに不安がなく、ガイドが認定すればレベル4となり、オーバーナイトでの広大な山岳釣行エリアが解禁されます。  またオフロードバイクを積極的に利用した複合的かつ難度の高いルートアタックが可能になります。

 

 

このレベルからは荷物の量が大きくなるためより大型の完全防水バックパック(50リットル以上)が必要になります。 また高いレベルでのパッキングをアレンジするだけの”経験”が問われるレベルでもあります。

 

 

レベル4での釣行エリアの内容:   旧名称(XR) エクストリームリバーへのアプローチが解禁されます。 急流の渡渉、へつり、泳ぎによる渡渉が必要になるケースが頻繁に出てきます。  エリアは広大でより高度な計画と装備が必要です。 部分的にロープ補助確保の必要のある登攀行為も普通です。     *このレベルの荷物の平均的な重量は8~10kgで注意が必要です。  アプローチと行程は長大で険しいことが多く、人の背丈よりも深い水深での急流の渡渉がある場合があり、泳ぐことにためらいを感じるような人が挑むべきではありません。 人の背丈と同等の垂壁やオーバーハングを越えるシチュエーションがあります。   レベル4では特に日をまたいでの複数日間にわたって山中に滞在し、安全かつ確実に帰ってくることのできるキャンプ技術を覚えてゆく必要があります。

​◆山岳渓流レベル5     "レベル4を最低2回以上 &​ ガイドの判定が必要"

レベル5:  レベル4の山岳釣行を経験した人がさらにロープを使用した高度な登攀のための「アルパインクライミング技術」を習得するとレベル5となります。  オフロードバイク自体をロープ確保して難所を越える複合アプローチのほか、携帯型フローターやパックラフトなどとの複合的で高度なポイントアプローチが可能です。  ロープ確保の技術では高難度の懸垂下降やロープの架け替え作業を要するマルチピッチクライミングなども普通に行われます。 遭難時に備えての無線通信機によるレスキュー要請、またレスキュー隊の到着までに安全を確保するためのフォースト・ビバークの能力、負傷者に対して必要な救急救命処置を施すためのファーストエイド技術もこのレベルから個人で必須となります。

 

アルパインクライミング技術の講習には最低1日(釣りを含まない)の時間が必要です。

 

このレベルからは個人でクライミングハーネス・確保機・ヘルメット・ファーストエイド・国際VHF無線機・GPSタグ・遭難対策機器の備えが必須になります。

 

 

レベル5での釣行エリアの内容:   より高度な旧名称(XR) エクストリームリバーへのアプローチが解禁されます。 急流の渡渉、へつり、泳ぎによる渡渉が必要になるケースが頻繁に出てきます。  エリアは広大でより高度な計画と装備が必要です。 部分的にロープ補助確保の必要のある登攀行為も普通です。     *このレベルの荷物の平均的な重量は8~20kgで注意が必要です。   アプローチは極めて困難でロープ確保による懸垂下降を必要とする場合が多いです。 人の背丈よりも深い水深での急流の渡渉がある場合があり、泳ぐのは当然ながら強烈な水流を浴びながらの高度なシャワークライミングとなることもあります。  人の背丈よりもはるかに高いロープ確保の必要な登攀を強いられるシチュエーションがあります。 レベル5ではロープや確保機器を正しく使用して通常では越えることのできない困難なシチュエーションの突破力を身につけてゆく必要があります。

​山岳渓流レベル5+α

山岳渓流レベル5、エクストリーム系レベル5を安全にクリアできた人には実はまだ「 その先 」 の存在があるのです。 

天気について考える
タックルについて
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北海道の釣りガイドKAMUYは北海道で唯一のドリフトボート、カヤック専門フィッシングガイドサービスです。イトウ、アメマス、ワイルドレインボーなど北海道を代表するネイティブトラウトの釣りを強力にガイドします。
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